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デスマーチなマインクラフトに参加する
先週末に2人の甥がNintendo Switchのジョイコンのアナログスティックが勝手に動き始めたということで、修理依頼にやって来ました。予備パーツが余っていたのでアナログ・スティック部分を交換修理しました。ジョイコンは小学生が扱うにはあまりにも壊れやすいのです。
修理したジョイコンの動作確認を兼ねて2人の甥と3人でマインクラフトを画面分割して遊ぶことにしました。ただ、3人で遊ぶと明らかにNintendo Swichのマシンパワーの限界を超えているようで、アイテムのインベントリを1人が開くと確実に残りの2人が10秒間くらい固まるので遊べたものではありません。
どうやら彼らはブレイズロッドを入手したいのですが、2人でネザーに行っても少し先に行っては引き返す日々を繰り返しており、早く進めるために頭数を増やそうという結論に落ち着いたようです。なるほど仕事でも良く聞く増員です。
目的は理解しました。目的の達成には装備が必要なので、鉄の装備一式くらいの資源か現物を譲ってくださいとお願いしたところ、
ない
とのことでした。とりあえず何も持たせずに頭数だけ増やすという発想にデスマーチの香りが漂います。
何となく慣れている自分が怖いのですが、すぐに切り替えて近くに崖がないか聞き、現地調達を始めました。甥2人のうち、兄は早くネザーに行きたい思いから資源収集に協力してくれましたが、弟はネザーで乱射する弓矢のために鶏を遠くまでベッドを持たずに乱獲の旅に出ていました。案の定、夜になっても乱獲を止めず、わたしは就寝中にクリーパーに襲われて
爆死
しました。装備がそろったのはそれからゲーム内時間で4日後でした。
やっとネザーに入れたのですが、飛んだ先はガストだらけの火の海。完全に火消し業務です。隣で弓矢を必死に集めていた甥弟は、なぜか剣に持ち替えてガストに対峙して
爆死
しました。それにヒヨった甥兄は元の世界に逃亡。残された私は落としどころに迷っていたのですが、夕飯という終わらせる口実をいただいて、そっと剣を置くことができました。
彼らに別の場所にネザーポータルを置き直すことを勧めたところ、黒曜石を壊せるダイヤのピッケルはとうの昔に壊れたのでダイヤモンドを掘り直さないといけないので今のまま頑張るのだそうです。
ロクな準備をせずにとりあえず人を集め、根本原因に目を向けずに何度も挑み続ける。なにも子供たちだけがやることではありません。ぜひ甥2人にはマイクラで学んで社会に出てくれたらと思います。