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はじめての中華ゲーム機 RG35XX

出張が減るとボードゲームが増え、出張が増えると携帯ガジェットが増えるサイクルをずっと繰り返しています。

昨年末から片道2.5時間の出張で週に2〜3日のホテル滞在が日常化しました。そんな中で遊べる携帯ゲーム機が欲しくなったのです。ちょうど最近ボードゲーム仲間でPS1版の「カルドセプト」が話題になって、再び遊び始めていることもあります。

いままでPS1を遊ぶのであればPSvitaにHENkakuを導入すれば十分と思って手を出していなかった中華ゲーム機ですが、その進化の早さは気になっていました。

最近の中華ゲーム機を見ますと、比較的性能が高いSoCを採用して幅広い機種に対応しているAndroidモデルと、サイズや値段を重視する代わりに動く機種は制限されているLinuxモデルに二極化しており、市場が成熟している感じがあります。

特に後者は2022年に発売した。Miyoo Miniの大ヒットがこの流れを作った気がします。

Miyoo Mini

Miyoo Miniは2.8インチ液晶を搭載したわずか100g超の小型携帯ゲーム機です。この大きさでありながらPS1が十分に動く性能で、7000円くらい販売されました。現在メルカリなどで倍以上の価格が付いているくらい入手困難です。

それに対抗してAnbernicが昨年12月にRG35XXというMiyoo Miniに寄せたモデルを発売しました。近いといっても液晶は3.5インチ、重さも165gということでMiyoo Miniより大きいのですが、公式ストアに在庫がありましたので購入を迷っていました。

迷っていた理由として、多くの評価サイトでハードウェアは及第点、OSは作りが粗いというのが評価だったからです。しかし2022/12/31に待望のカスタムOS(GarlicOS)が登場したので購入を決断しました。送料込みで9000円で注文から8日で届きました。

早速開封しましたが、大きさと重さは丁度よく、十字キー、ボタンの押した感じも良好です。まずはオリジナルのOSでどれくらい動くのか試しました。PS1のカルドセプトのゲームディスクからデータを抜き出し、これをchdファイルに圧縮して本体付属の64GBマイクロSDカードにコピーしたところ、読み込むことができなかったため、cue+binファイルに戻しました。

GarlicOSではこの辺りも解消しており、chdファイルを読み込むことができます。他にも使い勝手の悪い点はGarlicOSですっかり解消されました。バージョンアップも高い頻度で行われており、特に2023/1/21のバージョンアップでは駆動周波数を1.0Ghzから1.3Ghzに上がりました。これによりバッテリー駆動時間は多少短くなると思いますが、ゲームによっては音切れなどが解消されるのではないでしょうか。

大変気に入ったので、ケースや自動更新などの記事を追加しております。ご覧いただければ幸いです。


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