観る迄シネマ撰 J. Edgar
今回は趣向を変えて、映画での時代考証を俎上に載せて”詭弁を弄してみよう”と思う。
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お題は2011年製作の"J.Edgar"(レオナルド・ディカプリオ主演/クリント・イーストウッド監督)。
映画序盤で描かれる1919年のエピソードにおいて、主人公のエドガーは責任ある立場に昇進したことを母親に報告する。
すると母親は彼にこれを機にと"喫煙を勧める"。
もう今だったら、信じらぁんなぁい!あり得なぁい!!
(〇o〇;)
と思うかもだが、当時の烟草は"嗜好品"であると同時に"医薬品"としての社会的な認知も高かった。
だから、この一連の場面ではその時代背景に沿って、ストレス軽減、リラックス効果があると医師に勧められていた母親は、何の躊躇もなく、息子に喫煙の習慣を持つことを提案するのだ。
スー( ̄-y ̄) パー( ̄▽ ̄)y-。o○
これを現代の社会的認識で"カット"してしまったり、全く描写しなかったら、後で描かれる本編全編での諸々の"アレ"とか”コレ”とかのエピソードが意味不明になってしまう。
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ここで重要なのは、1919年の生活者が1919年の常識でモノを考えていることなのだ。
少なくとも映画本編において、"現代的な解釈"は要らない。
(* ̄∇ ̄)ノ
とは云え、観客自身はそれぞれで”思うところ”があっても良いのだ。
僕は自他共に認める”Heavy Smoker”にして"Chain Smoker"と云う"Red Data Animal(笑)"だが、だからと云ってこの場面を観て、"えぇ時代だったなぁ。"と羨ましがったりはしない。
( • ̀ω•́ )✧
そこはひと昔前にあった"風立ちぬ"を巡る喫煙論争の容認派の喫煙原理主義者たち(笑)や否定派の喫煙者絶滅主義者たち(笑)とは、個人的な考え方において一線を画していると思って欲しい。www
(どう違うかは今回の投稿には関係ないから略すけどね。)
でも、これだけは云える。
僕は1919年の住人ではなく、2021年を現在進行形で生きてる喫煙者なのだ。
( ^ΦωΦ)y─┛~~~oΟ◯
だから、"烟草は健康にいくない!( ̄Д ̄)ノ"と叫ぶ同じ口で"大麻の合法化(* ̄∇ ̄)ノ"を勝ち取った(?)一部の"某国市民"の方が信じらぁんなぁい!
あり得なぁいんだが…。
( ̄▽ ̄;)
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