令.和装No.14八掛の色
着物を仕立てる楽しみとワクワクは
着物好きにはたまらない時間だと思う
井げたに積まれた反物から好みのものを選ぶのもワクワク
欲しいものが決まっていて
その事を伝えると
もったいぶりながら
奥から出てくる
それを待つ瞬間なんて
心が、ふーわふわ(笑)
それが好みの色柄だったら手にとった瞬間から
「これにします」って言いたいのをこらえて。
これ、何マルキですか?
うーん🧐花がバラかー。
ちょっと他の柄もみたいなー。
なんて言っちゃう(笑)
もう「自分のものにしたい指数」マックスなのに平然を装い。
値段と価値とその後を考え
おとしどころを探る。
そういう時間を楽しむのも贅沢な時間。
そして、手に入れた反物
仕立てるときにまた楽しみがあるのです。
それは!
八掛選び。
袷の着物に仕立てるとき
袖口と裾からほんの少しだけのぞく
色!
この八掛の色で、若くも、粋にも、野暮にもなる、結構重要な色選びです。
最近では、「とも濃い」
反物より少し濃いめの色で合わせる方が多いと思います。
「とも濃い」無難です
外れない安心感があります。
でもなぁ...
どうしようかな
私!
カトレアの柄に使われている紫。
この紫色が艶っぽくて好きだなぁ
八掛紫にしようかなぁ
と
ウダウダ
八掛色見本を眺める(笑)
この時間すごく無駄で
すごく好き。
着物を誂える楽しみ沢山の人に経験してもらいたいなぁ