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素敵な日本語にふれる
「風のまにまに聞ゆる笛の音色」講談教室での題材は「弁慶と牛若丸」
「風のまにまに」と「聞ゆる」今現在こういう言葉ってあまり聞かないし使わないけど、情景が浮かびとても綺麗な表現だなーと思いました。「風にのって時々笛の音が聴こえたり、風に流されたりしながら聞こえてくる」って普通に伝えたらなんか優雅さがないですもんね。古文単語って色褪せない深みがあるんだなー
「折から煌々爛々として月明かり、十六夜の月が辺りを照らし・・・」っていう弁慶と牛若丸が五条橋で出会うその情景を表す表現がなんとも言えなく好き。
その、空気感を出して講談で表現できるかと言ったら、私は難しいのですが、
普段の生活で感じようとしない風や月明かり、感じる心や感動を積み重ねていないと表現ができないのかもしれない。
講談を通して様々な表現や言葉遣いに触れることで、綺麗な日本語に触れてなんだか優しくなれる。
講談教室にいらしている皆さんはどんな事を感じたり、思ったりしてるのかな?
今度聞いてみたいなぁ。