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子宮頸がん CIN3(上皮内癌)と診断されて①

先週、3月上旬に受けた検査結果を聞きに病院に行ったら、先生から

「現時点で、子宮頸がんの手前の上皮内がんです。CIN3と言って、癌0期とも言われます」

と言われました。

実際に検査を受けた時点(3月上旬)では
「多分、CIN2という”中等度”だと思われます。
これ、正常に戻る可能性も十分あるものですからあまり心配しないで。
もちろん、今日取ったものは検査に回します。
これからはまめに検査することを心がけましょうね!
では、3月18日に今日の検査の結果、聞きにきてください。」

と言われ、またこのパターンだったかーと思いながらも、その日は良かった良かった、と帰ったわけです。

3年前も引っかかっていた

実は3年前にも別の病院で引っ掛かり、検査を受けたんですが、この時も似たような診断だったんですね。
ただこの時通院した病院では、呼び方?が違ってて「ASCーUSです」って言われたんです。

CINやらASCーUSやら・・・なんで病院によって呼び方が違うの?
と思って調べたら出てきました〜。

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(※画像はSankeiBizさんからお借りしました)

病院によって呼び方が違う、のではなく、細胞診(検査)か組織診(検査)かで違うのですね、、、^^;

そして3年前の私は、細胞診の結果で「ASCーUS」と診断されたわけです。

診断までの流れ

子宮頸がんの検査って最初は「細胞診」なんですね。

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(画像は日本医師会より)

3年前は最初の細胞診で異常あり、と出ましたが、結果は「ASCーUS」で精密検査を受けるほどではなく「要観察」になった、と言うことでした。(病院によって処置は違うと思います)

要観察、は大丈夫って意味ではない(当たり前か^^;)

実は3年前の時、「異常あり」の時点で若干凹んだんですよ。
で、専門医に行ったんですけど、病院って結構長い時間待つじゃないですか。

この時も2回ほど通院しましたが、2回とも結構長い時間待って・・・

で、結果「要観察」。

正直「なんやねーん」と思っちゃいました。

いや、もちろん「良かった」とも思いましたが、
あんだけ凹んで、ドキドキしながら待ち時間長い病院に2回も行って、結局「要観察」かよ、と。

「婦人科系」に限らず、病院でこう言う経験って結構それまでもしてて、
「病院あるあるだよな〜」って言う気持ちが強かったんですよね^^;

なんかすごく待たされて、仰々しい検査した割には、結果大したことなくない?みたいな。
そんなふうに思っちゃったんです。

だけど「要観察」って当然だけど「大丈夫ですよ〜」って意味じゃないんですよね(苦笑)

2年スルーした結果

「要観察」を勝手に「大したことないんじゃん」と思い、その後2年、検査すっ飛ばしました(汗)

その言い訳をすれば、

1.異常があっても軽度の場合は自然治癒する可能性が十分ある、と言う医師の「励ましの言葉」を「自然治癒」の部分だけ都合よく受け止めた。

2.1年目は仕事が猛烈に忙しく、人間ドックには行ったが時間がかかりそうな婦人科検診はスルーした

3.2年目(昨年)は、母が大病を患い、11時間にも及ぶ手術まですることに。
幸い手術は無事に成功しましたが、高齢なのもあって、やはり体力はガクッと落ち、しばらくは母の生活のサポート、そしてその後すぐ「コロナ禍」になり人間ドックの予約がなかなか取れずにいた

でもまぁこれはほんと「ただの言い訳」です。
「要観察」のことすらすっかり忘れてましたしね^^;

そして今年1月、夫と

「昨年(人間ドック)受けられなかったから、早めに予約しておこう!」と、ここ2回ほどお世話になっている「癌研有明病院」に連絡。すると運良く1月下旬の予約が取れたんです。

で、その予約を取るときになって「あ、そういや(婦人科検診)2年スルーしちゃってたな」と思い出し、慌ててオプションで「婦人科検診」も入れたんですね。

そしてその後「異常あり」になり精密検査へ、と。

その精密検査時(3月上旬)に、(冒頭部分にも書いたように)医師から
「多分、CIN2という”中等度”だと思われます」

と言う言葉をいただいた訳です。

検査結果を聞きにいくだけ、と思ったら・・・

検査の時に「中等度だと思われます」と言われ、半分安心、
残り半分は「また要観察、って言われるのかー」と少しうんざりしてました(苦笑)

そして3月18日。

「要観察」と言うお言葉を改めてもらうためにまた病院かぁ、面倒くさいなぁ、、、と思いながら病院へ行くと・・・

診察券を入れると出てくる「予約シート」には、あらゆる検査の項目が。

え?検査あるの聞いてなかったけどなぁ。。・・・間違いじゃない?

が、確認しても予約シートに書かれてある名前はやっぱり私。

その検査項目が多いこと、そしてその最後に「入退院センターで看護師と面談」と書かれてることから「中等度じゃなかった」と言うことは予想がつき、逆に落ち着きました。

これ、医師から急に言われるより良かったかもしれません(新たな告知法?笑)

病院へ行く時はパンツスタイルで行こう(笑)

その日は検査結果を聞くだけだと思っていて病院の後に予定を入れていたので、私にしては珍しく「スカート」で行っちゃったんですよね。

検査項目の中には、「ルームランナーに乗って4分間早歩きしながら心電図をとる」と言うのもあって^^;

これに関しては特別「検査衣」は用意されてないので、上半身キャミソール、下はスカートのままでやりました。
これはちょっと間抜けだったなぁ(笑)

そして一通りの検査を終え、やっと医師との面談。

その時に言われたのが、冒頭部分の言葉、と言う訳です。

今後の治療

現時点では、年齢なども踏まえて「子宮全摘手術」を予定しています。

CIN3(上皮内癌)の治療は、子宮頸部を円錐状に切り取る手術子宮全摘手術の2つに分かれます。

若い方や今後妊娠を望む方は前者、閉経が近い方や閉経された方、また高齢者は基本後者、となるようです。

そしてこれらの手術によってかなり高い確率で治癒するようですが、稀に摘出した部分を検査した後、癌が進行してることがわかるケースもあるみたいですね。

まぁこればっかりは切ってみないと分からん、と言うことなのでしょう。

検査の薦め

あれからちょこちょこと「子宮頸がん」についてググったりしていますが、経験者の方、また現在闘病中の方のブログも結構あって、勉強になりました。

割と多くの方が書かれているので、敢えて私が書く必要ないかな、とも思ったのですが、多くの方が書かれている、と言うことはイコール、それだけこの病気にかかっている人がいる、と言うことですよね。

私のように「要観察」を勝手に「大したことない」と思う人はそうそういないとは思いますが^^;、

今現在なんともなくても、年齢が若くても、検査は必ず受けた方が良いと思います。

若い年代の方は「子宮頸がんワクチン」を受けてる方も多いと思いますが、その効果は70%と言われています。

つまり、ワクチンを受けていてもかかる可能性はありますし、現にワクチン接種済み&若くして子宮頸がんになった方もいらっしゃるようです。

きちんと検査を受けていれば防げるし、深刻化しない病気なので、面倒くさがらず検査を受けに行って欲しいなぁと思います。

さてさて。私の治療はこれから始まりますが、その経過なんかもこちらに書いていこうかな、と思っています。(参考になるかどうかは別ですが)

次男の腸活もあるし、中々忙しい春になりそうだなぁ(笑)

#子宮頸がん #上皮内がん#癌研有明病院#CIN3

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