「サ道を嗜む」〜水風呂はバルト海!
偉そうに言いながらわたくし「サ道を嗜んでいる」のは僅か数年。
お前今まで何やってたんだ?を解き明かしますw
さて、このシリーズ、遂に最終回
名古屋に来て「なんちゃってサウナー」になったわたくしではありますが、まだ水風呂には入れない→「ととのう」ことの本質を知らない状態。
そんな中、2019年の夏休み、フィンランド~スウェーデン~オランダの旅に出かけました。ノープランで行ったんですが
フィンランドと言えばサウナの本場。
「そりゃあサウナに行かないと!」ってなってガイドブックを調べて
行ったのがこちら。
https://www.loylyhelsinki.fi/
その名も「ロウリュ」という名前のサウナです。
ヘルシンキの海辺にあるモダンな建物なんですよね。
当然日本人なんて自分ひとり。
日本のサウナのように親切な案内板はないので一瞬戸惑いますが
まあサウナだからなんとかなる(笑)
最初に度肝を抜かれたのはサウナ室内で女性がシャンパンを飲みながら入ってたこと。日本だと絶対NGとされる行為だし、そもそも「あんた、それ
すげえぬるくなるだろ」って感じですがみんなゆったり楽しんでます。
サウナ室は2種類あり、セルフでロウリュする形式。
なんとなくここでサウナに入ってると
「日本代表として地元の奴には負けないぞ!」とかヘンな気分になるw
アロマ水をかけて温度を上昇させるのにも成功。
で、サウナ室を出たらどうするのかな?と思ってたらこんなところが。
そう!ここは水風呂がバルト海なんです。
季節は9月でしたが気温はかなり低く、地元のみなさんも海に入るのは躊躇しまくり。キャーキャー言っておられましたww
でもこうなったら「勝手に日本代表」の血が騒ぐ、
『行ったれ!!』と思ってバルト海にダイブ!
めちゃくちゃ冷たいのは当然だけど意外と波が高い
日本だと危険すぎてこんなの絶対許可下りないだろ、と
(まあその前に水の綺麗さが違うんだろうけど)
バルト海の水風呂から上がってからの「ととのいスペース」は
みなさんで暖炉を囲んでまったりするスタイル。
日本ではなかなか見ない「ちょっと暖め、ととのい」で
見事に昇天しました。
でも、これはなんだろうなあ。
全体的にはみんなゆる~く楽しんではいるんですが、
”さりげなく生死がかかってる”っていうか‥
水風呂も「ととのい」も命懸け、って感じ。
日本とはまた違う感じのストロングスタイルです。
ま、とにもかくにもわたくしはフィンランド・ヘルシンキで
バルト海の水風呂体験を経て「ととのう」開眼したわけです。
世の中にいろんなサウナーはいるだろうけど
フィンランドで初めてととのった
って奴はあんまりいないんじゃないかなあ、、というお話でございました。これ以降わたくしは
「サ道を嗜んでおります!」
と堂々と言えるようになりました。
(了)