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今、学生生活を送るキミへ




1人旅のススメ



人生において学生時代は、ほんのわずかな期間です。
「学生の頃にしかできないことをしておけ!」
と周りの大人から言われた経験を持つ人がいるかもしれませんがそれは本当だと思います。

大人になってからもっと学生時代にやっておけばよかった、と思うものです。
だからこそ、いろんなことにチャレンジして欲しいと願います。

その中でも、1人旅はいいですよ!

ぼくが初めて1人旅をしたのは、学生のときでした。

この記事では、旅に興味がある学生に向けて、ぼくの経験や想いを綴ろうと思います。

少しの時間お付き合いいただければ嬉しいです。

旅とは何か?


まず、旅とは何か考えてみたいです。

民俗学者の柳田國男は、「旅」の語源は、古い言葉で「たまえ(賜る)」という言葉が変化したものであると読み解きました。 つまり、「ください、ください」と物を乞い、いろいろな食べ物などをもらいながら移動していくのが、旅の原点だとされます。

んー、何だかあまりポジティブな印象ではないですね。

それもそのはず。

じつは、旅という言葉は万葉集にも出てくるくらい古い言葉です。

昔は、人が移動するということは大変な苦労だったことでしょう。
移動手段や食べ物、寝泊まりする場所など。

そう思うと現代のぼくたちがいかに恵まれているかわかります。

だからこそ、そのありがたみを噛み締めてぜひ、旅に出かけて欲しいです。

旅の良さTOP3




ぼくが思う旅の良さは3つあります。

1つ目は、自分の感性が磨かれること。
見たこともない美しい景色。
情緒ある風景。
その土地でしか感じることができない
香りや音や温度。

5感で感じる全てがキミの感性を豊かにしてくれます。

デジタルネイティブ世代の学生生活では味わうことが難しい経験ができることが良いですね。

2つ目は、見聞を広げることができること
その土地の文化に触れる。
歴史的な建造物を訪れる。
同じ日本なのにこんなにも違うものか!と驚きの連続です。

見聞を広げることで、人としての器が大きくなるとぼくは思います。
学生時代にした経験や身についた知識は生涯を通しての宝です。

ぼく自身、学生から数十年経ちますが、当時の経験は今の考え方や価値観に大きな影響を与えています。

ぜひ、たくさんの経験をして欲しいです。

3つ目は、旅から帰ってきた日常にハリが出ること

旅に行って帰ってくるときっとキミはこう思うはず。

「また行きたい」と。

その想いが日々の生活を充実させます。

バイトに励んだり、旅に行くための時間を確保するためにやるべきことを片付けたり。

目的を持って日々の生活を送る人は輝くものです。

旅がキミの大学生活に光を与えてくれるとぼくは信じています。

どうですか?旅に行きたくなりましたか??

さて、ここまでぼくが思う旅について3つ紹介していきました。

1人旅のメリット・デメリット



次に、1人旅について。

大学の仲間や恋人と行く旅もいいですし
1人で行く旅もいいですよね。

もちろん、ぼくは両方経験しています。

そこで、ぼくが思う1人旅のメリット・デメリットを伝えていきます。

メリット①奢ってもらえる


ぼくは旅先ではカウンターのある居酒屋に行くことが多いです。

そうするとお店の常連さんと仲良くなって奢ってもらえることがありました。

カウンターならではの醍醐味ですね!

他にも、車で送ってもらったり、いろんなお店を紹介してもらったり、本当によい思いをしました。

学生が1人でフラッと旅していると、結構目立つのでしょうか。
いろんな出会いに恵まれます。

メリット②自由に行動できる



1人旅なので他の人に気を使うことがないです。
どこに行くにも自分の自由。

楽で良いです。

ぼくはお金がなかったので、漫画喫茶に泊まったり、夜行バスに乗ったり、お金を節約しながら旅をしていました。

旅はお金がかかるので、相手にも気を使います。

1人だと楽でいいですよ。

体力のある学生時代だからできたけど、年を重ねた今はもう無理ですね!笑

メリット③趣味に没頭できる



人それぞれ趣味があります。
自分が興味ない趣味に付き合うのってシンドイ場合もありますよね。

旅先で相手の趣味に巻き込まれたら、テンションが下がるかも。
1人旅は、その心配はありません。

旅先で思いっきり自分の趣味に没頭できます。

とっても楽しい1人旅ですが、デメリットもあると思います。

デメリット①共有ができない



美味しいものを食べたとき。
面白いことがあったとき。

それを即座に人に共有できないというデメリットがあるかもしれません。

目の前に友達がいたら一緒に笑い合えるのに。
そう思うこともあるかもしれません。

今の時代はSNSがあるので、SNSを使って共有するといいかもしれませんね。

デメリット②全て自己責任



旅先ではトラブルがつきものです。
当然1人ですから、すべて自分で解決しないといけません。
知らない土地でのトラブルは心もとないものです。

もし、そうなったら、周りの人に助けを求めてくださいね。
きっと親切に助けてくれますよ。

デメリット③たくさん食べれない



旅先での醍醐味と言えば、食べ歩きではないでしょうか。

でも、1人だとお腹に限界がきます。

2人でいけば分け合って食べたりして、よりたくさん食べることができたりしますよね。

そのため、1人旅の場合は計画的に食べるようにしましょう。

さて、いかがでしたか?
ぼくが思うメリット・デメリットをまとめてみました。

キミは、1人旅が向いていると思いますか?

メリットとデメリットを比較してみて、1人旅が向いてると思ったら、ぜひ行ってみてください。

答えることが難しい質問



さて、では最後に1人旅でオススメの行き先について紹介したいと思います。

ぼくは旅好きで、日本全国色々な場所に行きました。

友人にぼくが旅好きなことを伝えると「オススメの場所は?」と聞かれることが多いです。

この質問はとても難しい。

なぜなら、ジャンルによって違うからです。

例えば、自然豊かな場所なのか歴史的な場所なのか。
温泉なのかホテルなのか。

何を求めているか、誰と行くのかでオススメの場所の答えが変わってきます。

なので、オススメの旅先は答えることが難しいのですが、学生の1人旅という視点で、ぼくなりのオススメの行き先をお伝えします。

1人旅オススメの旅先



それが「戦争跡地」です。

え?戦争跡地?と思った方もいるでしょう。

修学旅行で行ったよ!と思ったかもしれません。

それでも、ぼくは戦争跡地をオススメします。

「広島の原爆ドーム」や「ひめゆりの塔」「知覧」などが有名ですね。

どうして、戦争跡地なのか。

先ほど、1人旅のデメリットで共有ができないとお伝えしたのを覚えていますでしょうか。

戦争跡地に行ったら、そこで感じたことを誰にも共有せずに、じっくりと自分の中に落とし込んで考えて欲しいんです。

今のぼくたちの生活は、歴史の上に成り立っています

そこには多くの血が流れたり、辛く悲惨な出来事もありました。

それをぼくたちは忘れてはいけないと思うんです。

確かに中学や高校の修学旅行で行ったかもしれない。
でも、そのときは友達と一緒にいることが楽しくて、そこまで深く考えることはなかったかもしれません。

大学生になり、これから社会に出るのを控えている時期だからこそ、じっくり向き合って欲しいのです。

もちろん、毎回戦争跡地に行く必要はないですよ。

でも、もしぼくのこの考えに少しでも共感してくれたら、キミの旅先の候補に入れて欲しいです。

きっと今後の人生に何かしらの気付きを与えてくれるはずだから

さいごに



さて、だいぶ長く付き合わせてしまいましたね。

ぼくが学生のキミに贈る1人旅のススメはここまでです。

キミがこれからすることは、旅先を決めること
そして、切符やホテルの予約を取ってしまうこと

いつか行きたい!ではなく、今行くと決める!

それが大事です。

なぜって?

だって、学生生活はあっという間に終わってしまうのだから。

素敵な旅を願っていますよ。

最後までお読み頂き誠にありがとうございます。 シェアして頂けると喜びます。 また遊びに来てください。