アルバムについてのエトセトラ…
① ついに出た A albumについて
A album 1997/07/21(光一18歳 剛18歳)
デビュー曲「硝子の少年」と同時発売のデビュー・アルバム
(ミリオン達成)
デビュー前から、コンサートやテレビで歌ったり、自身の番組の主題歌として使われている曲が収録されており、本人たち曰く、デビュー・アルバムにしてベスト・アルバムという内容になっている。
ふたりのドラマの主題歌だった「Kissからはじまるミステリー」「ひとりじゃない」「僕は思う」「FRIENDS」、ライブで披露していた「せつない恋に気づいて」「DISTANCE」初めてのグループのオリジナル曲(正確にはカバー)の「たよりにしてまっせ」本作オリジナルの「Rocks」「Tell me」「あの娘はSo Fine」というラインナップになっている。
個人的に好きな曲は、スウィングの雰囲気のある「Kissからはじまるミステリー」。96年の「金田一少年の事件簿2」の主題歌に決まった時にとうとうデビューかと思い発売をとっても楽しみにしていたので思い入れが強い。
「ソーダ色した海」や「さまよう難破船」といった松本隆さんの叙情あふれる歌詞に、山下達郎さんの少しスウィング風味のサウンドが心地良い。
もう1曲上げるとすると「せつない恋に気づいて」。ちょっと安定していない少年のふたりの歌声が、この曲のせつなさを返って際立たせていて良い。もちろん、今、歌えばかなり違う感じなるのだろうけど、この曲はこの時期のふたりの声で聴くのもとても良いと思う。
3曲目に上げるとすると「FRIENDS」、この曲はふたりが主演を努めた「若葉のころ」のエンディングテーマ。タイトル通り友人のことを歌った歌で、少しカントリーというかフォークソング風の曲がとても優しい。
やっぱりファンも本人たちも、もしかしたら、もうCDデビューはしないのかもと思っていたので、デビューシングルとアルバムが発売さたのはとてもう嬉しかった。他の曲とテイストの違う「たよりにしてまっせ」を収録してくれたこともとても嬉しかった。でも、本人たちの作詞曲である「まけたらアカン」もできたらボーナス・トラック的に収録欲しかった思いは、あれからずっと抱えています。
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