花柄ランタンにめちゃくちゃくらった話
5/3に「ニュ〜パライソ」というイベントに参加しました。
大喜利からの流れでお世話になっているBar Magayuraの方々が主催しているイベントで、千鳥温泉という銭湯を中心とした音楽とお笑いとパフォーマンスのサーキットフェスです。むちゃくちゃ楽しかった……。
様々なアーティストさんを観て、美味しいビールを大量に飲み、落語までさせてもらえて本当に最高でした。来年もあれば是非出演したいです。
ニュ〜パライソの最初の最初、午前11時に、花柄ランタンというユニットを観ました。もう本当に、奇跡のように良かったので、その話をします。
会場はPULLという廃工場を改装したアトリエのような場所で、差し込む日差しがとても良い感じでした。
花柄ランタンはギターと小物(ピアニカその他の楽器)とお歌の二人組で、お名前は知っていたのですがライブを観るのは初めてでした。本当に、本当に良かったです。会場の、午前中の、フェスの雰囲気に完全にマッチしていて、観ていてちょっと涙が出てきました。また観に行きたいです。
一番くらったのが「風のサニー」という曲でした。
「風のよに サニーが走ってる」
という歌い出しから始まり、サニーの描写が続きます。
そして
「こんなこと だーれも歌にはしよらへん
こんなこと だーれもうとても聞きよらへん」
と続き、サビで
「せやかてせやかて
風のよに サニーが走っとってんもん」
聴きながら目を見張る思いでした。
誰も歌わないことを、誰も聞かないことを、せやかて歌にする。
マジかよ、そんなことできるのかよ、と驚いて、震えました。
僕がやりたいことは、こういうことなのかもしれないと思えました。
良い出会いをありがとうございました。
このようなイベントに継続的に呼んでもらえるよう、精進します。