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いつサッカーを辞めてもいい状態に自分はあるか

もし自分が今サッカーを辞めることになったら
その時は後悔なく辞めることができるだろうか

僕の答えは「いいえ」である。
サッカーをしている殆どの人が僕と同じ答えになるのではないか。
もうこれ以上はやることがない。やりきった。そう思えるくらいプレーできる人はほんの一握りの人だと思う。
僕自身いつか必ず来る辞める時に、少しでも後悔をしないために今出来ることを精一杯やらなければいけないと改めて感じました。

なぜそんなことを僕が急に思ったのか。
それは先日のヴィッセル神戸齊藤未月選手の怪我があったからです。
怪我のことは試合の終わった直後に連絡をしていたのでリリースが出る前に知ってはいました。ただ、詳細を聞いたときはショックが大きすぎて言葉を失いました。
そんな昔のチームメイトの僕ですらショックを受けてへこんでいただのに、未月は違いました。受傷直後にも関わらず既に前を見て、自分を奮い立たせてくれるような言葉をくれた時に、自分が同じ立場になった時にそんな事は言えないなと思いました。そこで改めて未月の人間性の凄さを感じました。



そこから自分自身改めて今サッカー出来ることに本当に感謝しなければいけないと感じたと同時に、以前携わっていた指導者の方が言っていた言葉を思い出しました。
それは

「サッカー選手は短命。辞めるためにやるんだよ」


この言葉は人によってそれぞれ解釈はあると思います。
僕の解釈は、何事においてもいつかは終わりが来る。それがサッカー選手という括りにおいてはより短く、そして意図していない形でいきなり終わりが来てしまうかもしれない。そんな中それでもプレーをするという解釈です。
サッカー選手の平均引退年齢は25歳〜26歳と言われています。今の自分と同じ年齢です。現に僕の周りでも大学の同期が引退をしたり、去年のチームメイトで僕より若い選手が引退をしました。それだけ引退というのは近くにあるものだと思います。
今回の未月のように大きな怪我をしてその影響により引退せざるを得ないこともあると思います。
もちろん未月は必ず復帰してまたピッチを躍動してくれることを僕は信じて疑っていません。
また、身体は動くと思っていてもそもそも契約を勝ち取れなければプレーをする事ができません。

様々な理由はありますがいつか必ず来る引退。その引退に向けて僕たちはプレーをしていると言えるかもしれません。

ここまで読んでいてもしかしたら僕がネガティブになっていると感じる人もいるかもしれませんが、全くそんな事はありません。
むしろ物凄くポジティブにワクワクした感情の方が大きいです。

理由は二つあります。
一つ目は自分自身の可能性です。
冒頭で話をした後悔なく辞めるためには、今のままでは後悔が残ってしまうので改めて自分自身の考え方であったり行動を見直す必要があると思います。それはサッカーにおいての技術的な面もそうですし、私生活の部分もまだまだ良くなっていくことだらけだと思っています。
そしてそれを行った上で自分はどれくらい伸びるのか考えると非常に楽しみでワクワクします。これだけしても結果がついてこない事はもちろんありますが、それでもその時は胸を張って辞める事が出来ると思います。

二つ目はJの舞台でプレーしたいという強い気持ちです。
未月から貰った言葉

「俺が帰ってくる時にはプロの舞台にいてくれよ」


この言葉を貰って気持ちが湧き出てこない人はいないと思います。
もちろんこれまでもJリーグの舞台に立つということは意識していましたが、常に100%その気持ちを持っていたかと言われれば自信を持ってはいとは言えない自分がいます。
ただ、今回この言葉を貰って改めて目指さなければいけない。そのような気持ちになりました。
僕は今25歳。サッカー選手としては決して若い年齢とは言えません。そして現在所属しているSHIBUYACITYFCは東京都1部リーグJ1から数えると7番目のJ7に相当します。
簡単ではないことは百も承知ですが、僕はJの舞台を目指します。
年齢や現状の立ち位置などから考えると目指さない、諦める理由を見つける方が簡単かもしれませんが、それでも僕はJの舞台を目指します。

必ず乗り越えられる
頑張れ未月!

今回のNOTE。
自分の中での気持ちの整理をつけるという意味でもすごく大事なものになりました。
いつ辞めてもいい状態に近づけるよう僕はサッカーできることに感謝して日々を過ごします。

話は変わりますが、チームはリーグ戦残り4節。優勝の可能性も残されていますし、僕たちの最大目標である関東リーグ昇格に向けて、目の前の試合に向き合って闘っていきたいと思います。
個人としてもどういった形でもチームの勝利に貢献できるよう常に最善の準備をしていきます。
次節は9月3日(日) VSアローレ八王子 16:50 Ko.
僕が在籍している2年間は2回とも負けている相手。
今年こそは3度目の正直。チーム一丸となって勝ちを掴み取りに行きます。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
もしここまで読んでいただき、少しでも応援したいと思ってくださる方がいましたら個人スポンサーも募集していきたいと思っていますので、ご連絡いただけると嬉しいです。
大津佑和、SHIBUYACITYFCの応援よろしくお願いします!!

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