サッカー選手の肩書きがなくなった時に自分ってどうなの
「サッカー選手やりながら働いてるなんてすごいですね」
僕はありがたいことにそういった言葉をもらうことがあります。
ただ、最近この言葉をもらうと色々と考えさせられます。
それはなぜか。
理由は二つあります。
一つ目は、サッカーと仕事についてです。
僕の現状はサッカーだけでは生活が出来ず、仕事もしなければ生活は成り立ちません。
僕がサッカーを続けるためには仕事をやることもセットで今はそれが切り離せない状況です。
サッカーだけでも生活はできるが、それでも今後のことを考えて仕事もしている。そんな自分がいくつかある選択肢の中から選んで今の生活をしているのならそれは本当にすごいことと言えるかもしれませんが、残念ながら僕の現状は違います。
いわば僕にとって仕事はやらなければいけないことです。
「生活をする上で、生きていくために当たり前に働いているからそこは何も凄くないんだけどな、、」
そんな風に思ってしまう自分がいるのは事実あります。
もちろん以前のNOTEも書いた通り、仕事に対しての向き合い方や考え方は自分の中で変化していますが、現状の事実は変わっていません。
この考え方の違いが一つ目の理由。
二つ目は、自分自身のスキルについてです。
僕は正直最近の自分は仕事において少し停滞しているなと感じています。
もちろん最初の頃に比べれば出来ることは少しは増えてきていますが、圧倒的に出来ることが増えたかと言われればそこまでではないし、何か一つの分野のより専門的な知識を身に付けたかと言われればそれも自信を持って「はい」とは言えません。そんな状況に今あります。
そんな今の僕を象徴するような時間を過ごしてしまったなと感じているのが直近の7.8.9月です。
その前の3ヶ月がしっかりと目標も達成できて調子が良かったのに対し直近の3ヶ月は全て目標に対して未達に終わりました。目標が未達なのにも関わらずその前の3ヶ月と同じ行動しか取れませんでした。
もちろん時期的な要因など、こちらではコントール出来ないものもありますが、それを差し引いてももっと自分でできることがあったのではないかという考える力と行動力が足りませんでした。
自分から行動しなければいけないのに、来たものに対応する受身の姿勢になっていました。
これはサッカーにも同じことが言えると思いますが、上手くいっていないのであれば何か変化を起こさなければいけないと思います。直近の3ヶ月の僕の仕事に対する姿勢はそれが足りませんでした。
今の僕は目指しているものに対しての理想と現実に大きなギャップがあります。
表面上は偉そうにNOTEも書いて仕事できそうな雰囲気を装っていますが、中身は全然詰まっていない。そんな状況です。
そんな自分自身情けない状態だからこそ、本当であれば嬉しいはずの言葉が素直に受け取れないのが二つ目の理由です。
この二つの理由が僕の中で引っかかっていたポイントでした。
そして色々と考えている中で一つ頭に浮かんだのが、「もし自分から今サッカー選手という肩書きがなくなったら自分はどうなのか。」でした。
もし今一般企業に正社員として働くことになったら自分はどうなのかを考えました。
その時に自分の中で出た答えは
「社会人としては平凡かもしくはそれより少し下」でした。
もちろん仕事に対する向き合い方や課題に対してどうすればいいか試行錯誤する力は多少はあると思います。
とはいえ、現状の自分の能力で言えばそれくらいしかないなと思いました。
そして感じたのは危機感でした。
このままではまずい。
今までサッカーでこのままだとまずいと感じたことはありましたが、正直仕事で感じることはありませんでした。
サッカーと同じくらい真剣に考えたからこそ出た危機感だと思うので、そのような考えを持てるようになったという意味では少しは成長できていると感じた部分ではあります。
ただ、そうは言ってもここから自分は本気で変わっていかなければいけないし、成長していかなければいけません。
これはサッカーも仕事も同じことが言えます。
ここまで自分自身の不甲斐なさを書いてきました。そしてこれをNOTEに書くことによって自分自身にプレッシャーをかけています。
「こんなの書いて結局何も変わってないじゃん。」そう思われないようにもう一度なりたい自分からの逆算で自分の行動を明確にする。
そうすれば少しずつ自分が目指しているところに近づいていくと思います。
サッカーは長かったリーグ戦が終了して、残されるのは関東昇格戦。時間としては2ヶ月程度。
ここからはどれだけチームが纏まっていけるかが鍵になります。
今年こそ必ず昇格と成し遂げる。それだけにフォーカス。
仕事は9月で上半期が終わり10月から下半期がスタート。時間としてはまだ6ヶ月残されています。
6ヶ月あれば人が変わるには十分な時間があると思います。
6ヶ月後
「サッカー選手やりながら働いてるなんてすごいですね」
この言葉を素直に嬉しい気持ちで受け取れるような自分でいれるように働いていきます。
いつか必ずなくなるサッカー選手という肩書き。それがなくなった時に自分自身にどれだけ価値があるか、またその肩書きがあるうちにどれだけチャレンジ出来るかもものすごく重要になってくると感じました。
次回のNOTEではサッカー選手という肩書きを持っているからこそ出来ることなどを書きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今回は仕事のことがメインになりましたが、僕にとってはサッカーと仕事どちらを疎かにしても上手くいかないと思っているので今後もどちらも本気で取り組んで行きます。
応援よろしくお願いします!