夢の話
今日はちょっと眠れなくって、こういう時に限って頭の中がグルグルしちゃうので、自分の夢の話を書いて頭も心も整理させようと思う。
ただの私の将来の夢を書くだけなので見なくてもいいよ。
現在、私は教育大生だ。教育大。つまりそういうこと。私の将来の夢は学校の先生だ。
小学生の頃に出会った先生方が全員素敵な先生方ばかりで、その頃からやんわりと小学校の先生に憧れを持っていた。将来の夢は?と聞かれたら「小学校の先生です!」って言うくらいには。
そんな感じでのほほんと生きてきて、高校生になった私は、沢山の素敵な先生と出会う。
高2の頃にコロナが全国で流行し、学校も休校になった。徐々に休校もなくなり学校に行けるようになった頃、私は学校に行けなくなった。
今でも明確な理由はあまり分かってないけど、今まで頑張って張りに張りつめてた糸がプツンと切れちゃったんだとおもう。
毎日のように泣いて何回も生きるのを辞めたくなった。
よりによって高2の担任もクラスもあまり恵まれなくて、尚更行きたくなくって、でも単位は取らないと進級出来なくて。ただでさえギリギリな状態だったけど更に自分を削って学校に行っていた。週2とかしか行けなかったけど。(笑)
その時に支えてくれたのは部活の顧問。ちょうど生徒指導の担当で、わたしが遅刻して学校に行くたびに「今日はどうしたの〜大丈夫〜?」とか、「今日良く来たね偉いじゃん〜!」とかって心配してくれたし褒めてくれた。
副顧問の先生もその時期に沢山支えてくれた。学校に行けなくなって、部活にも顔を出せなくなったので辞めようか迷っていると相談しに行ったら、「てかさ、その前にさ〜、」って言って死ぬほど私の話を聞いてくれた。「なんか痩せたよね?心配なんだけど〜」って心配してくれた。すごく嬉しかった。家じゃ学校行けない私は責められてばかりだったから。
テスト期間は職員室には入っちゃいけないけど、「分からない問題あるフリしてこっち来ていいよ」って言って職員室の中に呼んで話を聞いてくれたこともあった。
そんな先生方のおかげでどうにか進級することが出来た。ほんとに毎日色々とギリギリだったので、先生の存在は本当に大きかった。
高3の担任はわたしが高1の担任と同じで、1年の時の私を沢山知ってくれている先生だったので、高2の時よりは少し気持ちは楽だった。
でも、1回切れた糸を修復するにはすごく時間がかかるもので、担任やクラスが良いからと言ってすぐ元気になるかと言われるとそうじゃない。むしろ受験という新しい負荷がかかって尚更行けなくなった。
そんな時に出会ったのが保健室の先生。担任が「学校来てしんどくなったら保健室行くっていう手もあるから!」って言ってくれて、勇気が出て入った保健室。実は高校2年間は一回も行ったことなかったのだ。なんか抵抗あって。
勇気を出して入ってみると、ほんとに暖かい雰囲気で、すごく救われた。遅刻しても、来ただけ偉い!って褒めてくれるし、何もかもに耐えられなくなって大泣きした時も泣き止むまで待って、沢山話を聞いてくれた。保健室の先生になら何でも話せる、全部肯定してくれる、そんな存在だった。家だと何言っても聞いてくれないし。否定から入られるし。
保健室の先生は、そんな私のボロボロに崩れた心を優しい糸で縫い合わせてくれた。
担任はこんな私を突き放さないで、ずーっと見守ってくれた。時には厳しい言葉をかけつつ、でも、常に優しく暖かく。受験に合格した時も、「あんたよく頑張ったよ」って言ってくれた。今でも連絡を取り合う。卒業しても見守ってくれる、本当に素敵な先生。大好きです。
こんなに沢山の素敵な先生に出会えたことで、私の中の、真っ暗に塗りつぶされていた未来が、少しだけ、ほんの少しだけ、キラキラして見えた。
今まで気づかぬうちに自分の首を絞めすぎちゃっていたことに気づいて本当に首を締めようとした、地獄みたいな生活送ってた時の私にキラキラパウダーをふりかけてくれたのは先生だった。
ふんわりと浮かんでいた将来の夢がきっちり決まったのはこのタイミングだった。
今も将来には不安しかなくて、そもそも私は教師に向いているのかと自問自答する日々だし、小学校教員になろうか高校の教員になろうかも未だに定まってないし、何なら教師の夢を諦めようかとも思っちゃうけど、出会った全ての先生方のおかげで、わたしも「先生方が自分にキラキラパウダーをかけてくれたのと同じように、子供たちの人生をキラキラしたものにするための1つの材料になりたい」と思えている。
人と関わることが苦手でも、子供たちの人生をいい方向に変える力はなくても、その子の印象に残るような先生になれなくても、頭の片隅にちょこんといるくらいの、その子のターニングポイントの要素の1つになれるような、そんな先生になれたらいいなと思う。
今日は母校の離任式。
大好きな先生たち、離任しないといいな。
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