算数、数学がわからなかったこと
小学校の頃、算数が苦手だった。
親は算数、数学が好きだった。
教えてもらってもやっぱりわからなかった。
「なんでできないんだ」
(なんでできるのかがわからない)
「途中の計算の式を書け。何回も言ってるだろう。書いておけばどこで間違えたかわかるのに!」
(まず、途中の計算の式がわからない。ので、親がイライラして計算式を言い始めるのを待ち、書き写す)
終わっても、意味がわかっていないし、パターンの違う問題が出てきたら全然解けない予感がする。
そして涙がバーーと出る。
沈黙。おわり。
中学校以降
「仮にαとする」「虚数i」「この問題を解くために必要だから」
(なぜ問題のないところに問題をつくって、さらに本当はないのにあるかのように仮定して『解けた』ことにするのかわからない。何を導き出したら「答え」になるのかわからない)
そんな感じだった。
高校の数学の授業で、先生が言ってた
数学者、哲学者であるピタゴラスが秘密教団を立ち上げ、平方根をはじめ数々の定理を発見したが、それは重大な秘密とされ、秘密を漏らした者は死刑になった
みたいな話だけははっきり覚えている。
数の神話的な意味とか、神秘性とかになると、俄然興味が湧くのに。
授業はさっぱりだったなぁ。