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どうすればよかったか?を観て、これからどうしていけばいいのか?

せっかく写真のために作ったアカウントで話すタイトルでもないのですが。仕事(心理、精神保健、福祉、人権とか)に関係する?アカのほうは開店休業状態で、ついでに云うと X(Twitter)も長年放置しているので、気が付けば物を書くような場所はこのnoteぐらいになっていました。(結局写真も載せるんやけど…。)

この映画、メディアに取り上げられる機会が多かったのか、ミニシアターで上映される映画としては異例の反響となっています。チケットが取れなくて、平日でも立ち見が出る程です。(そもそも観れる映画館が少ないからどうしてもねぇ)アレコレ、センセーショナルに取り上げるつもりもないし、解説は山ほどある。自分が語れるところなど何もないので、公式のリンクだけ張ります。

仕事場でも、此れは独りで観に行くのしんどない?なんて話をしていました。どうも実際に休みを合わせて一緒に行く職員も何組かいたようです。
ワタシは…勿論独りです。良いんです。ワタシにはGX200がいます。

12月の中旬、どうにかこうにか代休消化の算段をつけ、大阪十三は第七藝術劇場(ナナゲイ)に向かいました。

小さな小さなエレベーターを降りると、ホールらしいホールもない入り口前がひしめき合っています。チケットは押さえていましたが、「時間までにチェックインできんかも!?」挙句一台しかない端末はエラーで止まっています。そうこうしているうちにカウンターで臨時対応を始めてくれて事なきをえました。

こんな事態そうそうないんでしょうね。普段からコンスタントに客足があれば、閉館に追い込まれる映画館も減るんやろうなぁ、としみじみ。このままでは、右を向いても左を向いても大手の「大ヒット上映中」しか無くなってしまう。頑張れ全国のミニシアター。微力ながらパンフレットで売り上げに貢献するぐらいしかでけんけど。

劇場に入ると客層はバラバラ、もしかしたら当事者家族かなぁと思ったり、カップルぽかったり、様々なカラーの方がいます。専門職にしたって狭い界隈なので、(他法人の顔見知りの)あの人を見かけたよ、何て職員情報があったり。とにかくおのおの理由はどうあれ関心の高さがうかがえます。

肝心の映画ですが、ワタシにとっては適度な距離感など土台無理な話で「ぐーっ」と締め付けられて消化しきれませんでした。そもそもオチなどなく、綺麗に〆れないこの作品。この感情をどうにかせねばと、翌日まで耐えて職場で先に見た人と彼是言葉にしてどうにか少し落ち着くことができました。

自分の背景と幾層も重なる。どの立ち位置で観ているのかわからなくなるテーマでした。まぁこれはあくまでワタシの場合。

でも生きていると、人が言うように簡単には割り切れない、そのまま受け入れると自分を保てないことに往々にして出会います。それを目の当たりにした人々の答えがエンドロールの後のあの静寂だったのだと思います。(連れ立って来ている人たちもそれなりにいるが一様に閉口し、淡々とただ淡々と出て行くだけ。これが自然な反応なのでしょう。)

「これからどうしていけばいいのか?」全然わかりません。
たぶんもっと時間をかけて自分の中に落ちていくものもあるでしょう。
その日は只々、ひたすら歩いて淀川を渡り梅田を目指しました。

こう云うときには写真に救われます。

誰が設置したのか淀川に浮かぶ謎の桟橋
アメリカの東部とかに有りそう
知らんけど
万博には何が何でも間に合わすんやろねぇ
都市部は2階・3階でも、
いやその高さだから通行人から丸見えになってしまう
夜は一寸怖いかも
阪急電車
十三は三路線あって全種別止まるから利便性よし
でも自分には街すぎる
こんな感じの階段が多いので好い
大阪はずっとなんか作ってるね
一寸来た道を振り返ってみる
ここら辺から「梅田」って感じになる。
日の残るうちからシャッターを切るのは「自分には」ハードルが高すぎる。

本当はもっと早くに書くつもりでしたが、初コロナにやられ、PCやられ、(古い古いノートが動いてホント助かったよぉ、noteが書ける)最近のRAWデータもサルベージできるかできひんか不明で失意の底におりました。(まぁ3日目には「本当どうしょーうもないことにならんと良かった~」とか思えるぐらいに幸せなやっちゃと云うことで)

年の瀬30日の投稿がコレか!?となりましたが、写真ライフは続けたいですね。

昨年に引き続き、公私ともにあまりにも人生のhard mode区間を走り続けた一年となりました。
そして、写真を撮り始めた時には想像することもなかった。素晴らしい繋がりがを得ることも出来ました。これは自分にとっては嬉しい事です。

今年中にもう一本出せるかな?大晦日まで通常運行だから無理かぁ。自分で決めたから文句も言えんけどねぇ。

では、皆さん来年もどうぞ素敵な写真ライフを。

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