職種が変わり、内部も変わった。
すごいと言われた。
そんなことはなく、むしろそこに逃げ込んだ。
ただそれだけだ。
前職に将来性が見えなくなった。
それも結構前に。
もちろん前職に可能性がない訳ではなかったのだけれど、
そこに齧り付いて、縋って、必死になって。。。
とはもう考えられなくなっていた。
昨日も、今日も、明日も、明後日も、来週も、来月も、来年も。
エンドレスで続ける事に自信が持てなくなった。
簡単に言えば、逃げた。
精神的にもだけれど、体力的にも続ける自信はなかったのだ。
ある日、同業者にも言われた。
「負担を背負い過ぎですよ」
と。
そうだったのかな?
背負い過ぎていたのだろうか?
そこがハッキリとはわからないが、
任せる
ということが出来ず、
任せた
事によって出てくる負債の可能性が怖かった。
いつの日か限界がくるのであろう事は分かりきっていたんだ。
ただ、現在の位置に立ってみて、
見えていなかったモノが少しずつ見えてきたように思う。
いつの日か失いたくないモノをきっと失っていたであろうこと。
そういったモノが存外多くあり、
もしかしたら、継続した事によって何個か失っていただろうな?と感じる。
きっと失ってない今、選択は間違ってなかったのだ。
新しい選択肢を選んでよかった。
気付ける範囲では、少なくとも失っていない。
得られるものはこれからきっと増えてくる。
それで良い。