【布教】月姫リメイクが良かったというお話【10年待った】
こんばんは。久しぶりにnoteを書こうと思います。
テーマはずばり、、、「月姫リメイク」です!
そもそも月姫とは
月姫とは。「Fate」シリーズ等を作っている、TYPE-MOONという会社のシリーズの一つです。
TYPE-MOONという会社は、元々小さな同人サークルでした。コミケでゲームとかを作って売っていました。今風に言えば、
「冴えない彼女の育てかた」の主人公と同じ、とかならちょっとはイメージつくでしょうか。
(同人サークル時代のHP。色々時代を感じるサイトです)
そんな同人時代にTYPE-MOONが最初に作ったゲームが、今回のテーマでもある月姫です。
月姫の発売は2000年。今から21年も前に発売したゲームなのです。
そして言うまでもなくゲームは面白くて、TYPE-MOONは一気に知名度を増しました。
その人気はいまだ劣らず。月姫シリーズをまとめた「月箱」と呼ばれるパッケージは、定価が3000円程度であるにも関わらず、5万以上の高価格でやり取りされています。
(当然ですが、20年以上前のゲームなので対応OSはwin2000とかで、絵も古さを感じます。それにも関わらず高値なのが人気の高さを感じますね)
一生されない月姫リメイク
そんな大人気の月姫は、当然の如くファンから「リメイク版を発売して欲しい」との声が相次ぎました。(かく言う筆者もその一人)
実際リメイクは2008年頃から話が上がり、2012年には雑誌上で新情報が続々公開。これはリメイク待ったなしと喜びました。
ですが、現実は違いました。
2013年を最後に、新しい情報はなし。Fateシリーズは新作がどんどん発売されるものの、月姫は放置。
どんどん話題になるFGOと、忘れ去られる月姫。当時はかなり悲しかった思い出があります。
まあなんでかと言われれば答えはシンプルで。「Fateシリーズが忙しかったから」ですね。
(以下、上記インタビュー記事より引用)
――企画としてはどれくらい前から動かれていたのでしょうか?
武内
リメイク版『月姫』の企画が動き始めたのは、2008年の『TYPE-MOONエース』(※)で発表してからですね。TYPE-MOONとしてはずっと、『月姫』をリメイクしたいという思いはあったのですが、『Fate』シリーズなどの制作でなかなか動けない状態が続いていました。
2008年はそうした作業に一段落がつき、「これから新しいことに挑戦していこう」というタイミングだったので、『月姫』のリメイクにしっかり向き合うことにしたんです。
※『TYPE-MOONエース』:不定期に刊行されているTYPE-MOONに関する情報を掲載した雑誌。
―― 実際に開発がスタートしたのは?
奈須
2012年に『魔法使いの夜』をリリースした後、武内と合宿に行ったんですよ。まず『月姫』をプレイし直して、気になったところをメモして合宿に持ち寄り、罵り合おうと(笑)。それから作業に着手したのですが、すぐに『FGO』という企画が上がり、「あれ? 『月姫』の作業、進められなくない?」という状態に……。
それでも、リメイク版『月姫』のメインシナリオの8割は出来上がっていたんですよ。武内も立ち絵線画作業はほとんど終わっていたので、『FGO』の開発を進めながら残った作業をやればいいだろうと考えていたのですが、想定以上に『FGO』の作業に時間が掛かり、2013年に一度リメイクの作業をストップしました。
それから、『FGO』のメインシナリオ第1部の作業が終わり、1.5部、第2部の構成も出来上がったので、『月姫』の開発を再始動することになりました。それが2017年くらいのことですね。
武内
シナリオ自体は早い段階で上げてもらっていたので、社内ではずっとグラフィックとスクリプトという作業を行っていたのですが、そこからさらに『FGO』の作業が始まって……という流れでした。
まあでもFGOは仕方ないです。世界でTOPクラスで売れたゲームですし。ファンの愛が金に負けてちょっと悲しい感じもしますが…
ともかく。
そんな長い冬眠期間を経て発売されたのがリメイク版「月姫」なのです。
ファンとして、これを宣伝しない訳にはいかないよなあ?????
月姫の魅力①シナリオとキャラ
月姫の魅力は、何といってもそのシナリオとキャラ。
基本的にはお話読んで選択肢を選ぶだけのゲームなので、システム的には面白さはありません。でも面白いのは設定がしっかりと練られていて、キャラクターが魅力的だから。
FGOと同じ人が書いてるので、FGOのシナリオが面白いと思う人には是非おすすめ。表現が詩的だったりするので人を選ぶといえば選ぶんですが()
キャラも原作と違ってフルボイス。皆演技が上手くて、本当に好きになること間違いなし!!!
月姫の魅力②演出と綺麗な絵
月姫の魅力的なシナリオを彩るのが、アニメーションを始めとした演出と、綺麗な絵です。
上記はOP映像ですが、作成はFateシリーズや鬼滅の刃でお馴染みのufotable。
一枚絵のCGからカメラワークまで、一つ一つが非常に丁寧に作られており、文章を読んでいるだけなのに飽きは来ません。
その演出や絵も相まって、なおさらキャラクターが魅力的に見えるんですよね。ズルい。
月姫の魅力③既存ファンも楽しめる追加要素
リメイクだし原作を既にプレイ済みの人は楽しめない…なんてことはありません。新しいキャラも多数登場、ストーリー展開は異なり、場合によっては原作には出てこないラスボスが登場…なんてことも。
もちろん原作での重要なシーンはちゃんと抑えてありますし、バッドエンド後の「教えてシエル先生!」についてもあります。
なんなら原作プレイ済みの方が楽しめるかなって気がします。「懐かしい」という気持ちに圧倒的に心が躍るんですわ、、、、、、
まとめ:月姫リメイクやりましょう!!
(PS4板)
(Switch版)
まあ結論としては「月姫やろうぜ」、という話です。
ちゃんとプレイすると普通に30~40時間くらいはかかると思いますが、それでもその価値はあると胸を張って断言します。
1人でも多くの人が月姫の魅力に気づいてくれることを願って。
皆さんよろしくお願いします!!!!!!!!(布教オタク)