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まだまだ前進!20年経っても挑戦を続ける

20周年を迎える心境と変わってきたこと

ー 2022年11月15日は、光山さんが経営者として20周年を迎えられるわけですが、20年の振り返りやこれからの展望を知りたいという方が多くおられます。20年という期間は、多くの方から「すごい!」と言われると思いますが、光山さんはどう思われますか?

めっちゃすごいと思います!笑
すごいというか、サラリーマン生活が9年半くらいやったから、それを超えた時(10年目、42歳)も自分では「わっ!」と思ったわけです。雇われてた時間よりも自分でやってた時間の方が長くなったこととか、10周年の時に「肉山」をオープンさせたっていうのもあって、感慨深いものはあったよね。
もちろん、10年経った時も嬉しかったけど、20年ってちょっと桁が違う感じがするやんか。この20年は、私のスタイルとして居酒屋チェーン的にやっているわけじゃなくて、少し特殊なやり方だからやってこれたんじゃないかなと思います。

経営していると、分裂や仲違いしても仕方がないことってあると思うんやけど、そうならんように意識してやってきたから、それは良かったと思う。

今は現場を抜けて5年経つから、現場には15年くらい入ってるわけやけど、この3、4年くらいはイベント以外は完全に現場はゼロになってて、店舗やプロデュースするようなお店ができたりしています。

これからは、飲食店専門のファンドに初めて関わらせてもらってるんやけど、そこにも参画してるからそういったところでどんどん動いていく予定やね。

ー どういった形で関わられるんですか?
なんか、※LP出資っていう形なんやけど、案件ごとに担当制みたいな感じかな。例えば、投資家が何人かいるんやけど、「光山さんはAという案件が動くので、〜〜万円サポートしてください」みたい感じで、Aとか、Bとかっていういくつかの案件を複数人で支えていくんよ。
毎回、この説明はどうしたらいいんかわからんくて困ってるんやけどね(笑)

※LP出資とは、ファンドへの出資を通じたベンチャー投資活動の事です。VCやCVCがファンドを組成しベンチャー投資を実行する場合、ゼネラル・パートナー(General Partner/無限責任組合員)とリミテッド・パートナー(Limited Partner/有限責任組合委員)という構成で運営を行います。分かりやすくいえばGPはファンドの管理運営者、LPがファンドへ出資する投資家という位置付けです。

ー そういった「飲食店専門ファンド」があるんですね
本部は有名大学を出たような人がやってて、出資者にも業界では著名な人がたくさんおるねん。私はその出資メンバーの一人としてやってる感じやね。ただ、出資をするだけじゃなくて細かいアドバイザー的な役割も担ってるんよね。完全な「黒子」みたいな感じ。

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予約のとれない人気店『肉山』代表・光山英明による、毎月3本のコラムと、毎月1回開催する購読者限定イベントの参加権利がついています。

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