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光山エッセンスが溢れる「光山語録」

光山さんの思いが溢れる「光山語録」とは

光山さんの20年という歴史の中で、お客さんをはじめとした方々とのコミュニケーションの中で生まれた「光山語録」。全部で29個ある様々な言葉について、光山さんの考えや言葉の意味の深い部分をお聞きしました。

光山さんのお客さんが作ってくださった「光山語録」について

ー 「光山語録ベスト29」とのことですが、このグッズはお客さんが作ってくださったんですか?
そうやね、これは実は2回作ってくれてたんですよ。スタッフとか周りの人にインタビューとかしてくれたみたいで。

ー 今回は、この「光山語録」に関して光山さんの解釈や意味などをそれぞれ深くお聞かせください。
思い出せへんものとか、今では違うと思っていることがあるかも知れませんけど…。

いつも一から

ー まずは、「いつも一(イチ)から」についてお聞かせください。
これは、笑福亭鶴瓶さんから頂いたサインに書いてあったもので、それがずっと心の中にあるんよね。もちろん、サインは店にあるんやけれども。
私へのメッセージなのか鶴瓶さんが常に自分で大切にしている言葉なのかわからへんけど、「初心忘るるべからず」ってことなんかなぁと。

ー 光山さんもそう言った気持ちを持っておられたんですね。そういったことは、お客さんに対しても伝えておられたんですか?
『わ』の頃はメニューが変わらへんねんけど、毎日「店主の日記」としてメニューの下にメッセージを書いてたね。そこで伝えてることもあったかも知れへんな。

ー 20年続けていく中で、慣れとか飽きがどうしてもあると思うのですが、「いつも一から」という思いは毎日あったんですか?
そうやね、そこは常に意識するようにしていたよ。

メモや日記は昔からの習慣

ー 光山さんは「店主の日記」や日々のメモなどをされていますが、そう言った習慣、メニューなども手書きでしておられたのは学生の頃(野球部)からの慣れですか?
そうやね、学生の頃からの習慣というのはあったと思う。でも、それ以前に今ほど携帯メモとかあるわけやないし、便利じゃなかったからね(笑)

ー これまでに付けられたメモや日記を振り返ることはありますか?
昔は振り返ってたんやけれど、あるタイミングで振り返るのをやめて全部捨てたね。確かに、見直すとカッコイイことが書いてあったりもするんやけど、自己満足でしかないんよ。「どう、俺、イケてるでしょ?」みたいなことが書いてあったりするんやけど、結局は過去でしかないからね。

ー せっかく積み上げてきたものを手放すタイミングはあったんですか?
そうやね、なんか、そんな過去もえぇやろ?(笑)結局は、書いてる自分に酔ってたんかなぁ。

今の心の持ち方で頑張れ お客さんを平等にする 特に馴染み客の前で一見さんにきっちりとした平等な対応をする 馴染みの客は余計に喜ぶ

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予約のとれない人気店『肉山』代表・光山英明による、毎月3本のコラムと、毎月1回開催する購読者限定イベントの参加権利がついています。

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