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第1期 統率者 関西帝王戦 優勝レポ


はじめに

雑食です。
前回はコマンドフェストで精神をけずられ、小心者故1度しかジャッジを呼べず悲しい結果に。
MTGは楽しいですがゲームを円滑に運ぶためジャッジは気軽に呼ぼうねっていう記事を書きたかったのですが、悲しみと怒りで8/8トランプル飛行くらいな終着点のない記事に。お騒がせしてすみませんでした。

結果的に負けた僕が悪いので、ゆっくり真面目にゲームして轢き殺されるくらいなら土地がつまっても2~3キルを目指し、強い心をもって関西帝王戦に挑みました。

MTGを始めて以来カーリアしか組んだことなかったので、新しい試みで今回は《堕落した庄察頭、ロソ》を。
ジェネラルが軽く、マナを生み出してくれるのでデッキコスト130くらいの2~3ターンむかつきを決めるデッキとして組んで回していました。
めっちゃつよいんやない...…?と実際三日ほどまわしましたが、思ったよりもっさりしてる。
個人的には好きでしたが、オルゾフカラーの理解度が足りなかったため本戦二日前になり急遽カーリアに変更。
本戦前夜に半泣きでデッキリストを練り上げ一度も対戦できないまま臨み……結果は3連敗からの5連勝。
はじめの3戦で使用感がわかったので!!勝てたYO!(ほんまか...…?)

大好きなカーリアで無事優勝を果たせてよかったです。

今回はturboによせてボーラスの城塞を採用。海外のカーリア使いBad Dogさんのリストも少し参考にし瞬間加速を積んだ分土地を27枚に。
弓使い怖すぎて大好きデーモンのヴィリスくんは今回もお留守番...…
マリガンは厳しいですが仕掛けるカードが多い分勝ちに向かう道は見えやすくゲームを運びやすかったです。(あたりまえ

デッキリスト

100枚解説も書いてる最中なので後ほど載せます。
カーリアに興味ある方はぜひ。
前置きめっっっちゃ長なってすみません


予戦

1戦目


《親指なしのクラーク》&《千の顔の逆嶋》
《ウェザーライトの艦長、ジョイラ》win
《巨大なるカーリア》
《山賊の頭、伍堂》

土地引けずマリガンし5枚スタート。

ジョイラから《敏捷なこそ泥、ラガバン》
伍堂のマナ加速
《親指なしのクラーク》 着地
ジョイラから《リスティックの研究》
こちらは土地を並べ《厚顔の無法者、マグダ》キャスト。
《山賊の頭、伍堂》が仕掛けるも装備タイミングでクラークから泣く泣く《蒸気の連鎖》が《多勢の兜》に。 ダイス失敗し 2回目で成功。
一命はとりとめたもののターンが経過し《リスティックの研究》で手札がいっぱいになったジョイラが走って勝ち。
手札4枚になっても卓に干渉できるキープ目指すべきやったか...…と思ったけどカウンター構えながら走られるので速度負けした時点で無理か

2戦目


《野生の魂、アシャヤ》win
《浄火の戦術家、デリーヴィー》
《巨大なるカーリア》
《雇われの剛力、スライサー》/《高速の敵対者、スライサー》

デリーヴィーから《耳の痛い静寂》。
《雇われの剛力、スライサー》が着地。
アシャヤの加速。
デリーヴィーのエンド時に《吸血の教示者》で《オークの弓使い》をサーチ。
スライサーが《梁町の殴り棒》を装備し2週目に。卓のライフがゴリゴリ減っていく。
《野生の魂、アシャヤ》着地。
デリーヴィーが《ファイレクシアの変形者》をキャストし《雇われの剛力、スライサー》がコピーされ伝説ルールで廃車に。
カーリアを出すと構えれないためデリーヴィーのエンド時に弓使い出すもアシャヤから《用心棒の荒事》で追放される。
返しのターンで《巨大なるカーリア》キャスト。
《雇われの剛力、スライサー》に精神を破壊されてる隙に《野生の魂、アシャヤ》が無限マナ無限ドローを綺麗に決めアシャヤの勝ち。
手札の《救済の波動》も 《紅蓮破》も役に立たず。あたりまえ~~~。

3戦目


《悟った達人、ナーセット》win
《巨大なるカーリア》
《雇われの剛力、スライサー》/《高速の敵対者、スライサー》
《舞台座一家の料理人、ロッコ》

2戦目に対戦したスライサーがスピード違反で乗り込んでくる。
ジェネラルを出すためマナ加速していたが、2ターン目には1ターンしか迎えれずフェッチのみのロッコが《雇われの剛力、スライサー》にひかれて事故死。
土地しか引けず《巨大なるカーリア》キャストしターン終了。
アンブロトランプル暴走車が走ってくる。
あと1回殴られると事故死なため、マナ加速してるナーセットじゃなくていいですかと大人気なく命乞いをしたが(これがよくなかった)トランプル車に衝突され死。
その後《悟った達人、ナーセット》をキャストされたがスライサーがカウンターを当てそこないナーセットが着地。《意志の力》 《否定の力》土地 追加ターンとる何か がめくれその後無限ターンにはいったナーセットがスライサーを殴りきって勝ち。

カーリア出してる時点で勝てないってぇ~!!!(知ってた

4戦目


《ウェザーライトの英雄、ジェラード》
《守り翼の使い魔、エシオル》&《織り手のティムナ》
《トレストの密偵長、エドリック》
《巨大なるカーリア》win

この試合は情けない限りですが、細かい流れをほぼ覚えていません。なので間違ってるかも...…ふわっと書いてしまいすみません。
流れ的には、《織り手のティムナ》と《トレストの密偵長、エドリック》のドローが進む中、《ウェザーライトの英雄、ジェラード》が走りエドリックに撃退され、《息詰まる徴税》をキャストしアドを稼ぐエシオルを横目に、エドリックが《森の知恵》と《トレストの密偵長、エドリック》のドローで追加ターンを5回とるも繋がらず。(エシオルにカウンターされ)
ジェラードをエドリックが止め、エドリックをエシオルが止める悲しい盤面に。
こちらはジェネラルを出してエドリックパワーでドローを進めたが実を引けず、《師範の占い独楽》で《穢れた血、ラザケシュ》を見つけ手にするも制限時間内にターンが帰ってこないと判断。《悪魔の意図》で場のクリーチャーを生贄にこちらも《息詰まる徴税》をサーチしキャスト。
エシオルからもジェラードからも宝物がもらえたので《出現領域》を起動し、《敵対工作員》の撃退に成功。(ジェネラルの能力でとめどなくドローしているので徴税を払う余裕がない)
時間が足りなく、走りきれなかったエドリックの《ネクロポーテンス》回収スタック(いっぱい)でちょうど制限時間が来たので、優先権をもらい《穢れた血、ラザケシュ》を8マナ払いキャスト。そのままエドリックのエンドにインスタントwin。
エドリックはカウンター持ってたと思いますが制限時間もあり見逃してもらえたんだと思います。
変な汗出た、、

5戦目


《秘密売り、ティヴィット》
《巨大なるカーリア》win
《厚顔の無法者、マグダ》
《カーの空奪い、プローシュ》

ティヴィットが加速。
《水蓮の花びら》《badlands》から《堕落した庄察頭、ロソ》をキャスト。
マグダ着地。
プローシュの加速。
《宝石の睡蓮》からティヴィットをキャストされてしまうが、ターン2個めの呪文なのでロソが誘発し宝物が出たことで、なんとか《赤霊破》をティヴィットのカウンターに使うことが出来た。《精神的つまづき》で撃退されかけたが、マグダが応戦してくれたのでティヴィットを着地させず速度を落とすことに成功。
カーリアキャスト。
マグダから殴られ続けマグダの宝物が蓄えられる。
しかし二番手。僕のほうが上家なのでターンが帰ってき、戦闘誘発で無事ラザケシュ着地に成功。ロソを生贄に《波止場の恐喝者》をサーチしキャスト。
ETB誘発スタックで宝物を手放さないマグダにプローシュからファクト破壊が飛んでき泣く泣く赤マナに変換。即座に《突然のショック》がカーリアに飛んでき、刹那が解決されたが《波止場の恐喝者》で1サーチできて、宝物もあるのでそのままコンボを決めて勝ち。
刹那こわぁ~...…打たれるタイミング違ったら普通に負けてました。

6戦目


《浄火の戦術家、デリーヴィー》(知り合い
《巨大なるカーリア》win
《舞台座一家の料理人、ロッコ》(知り合い
《軍団のまとめ役、ウィノータ》(知り合い

ここまで来て身内卓。この一戦勝てれば予選抜けだがお互いわかってる同士なためそう簡単にもいかない。(しかも僕は歴も理解度も浅めだが、さんざんカーリアで関西の住人を虐待した挙句、ディハーダ使いとして帝王戦出てる人のおかげで皆のカーリアへの警戒心は計り知れない。)
なんでや

《宝石の洞窟》からスタート。
上から降ってきた《研磨基地》をキャストしチューターを咎めるふり。
ロッコ、ウィノータも動かず。
デリーヴィーから《ドラニスの判事》が降臨。(ちょっとだけ邪魔やけどまじでタスカル...…
ターン迎え《陰謀団の儀式》から《一つの指輪》キャストし通ったのでひとまず安心。
《悟りの教示者》から《魔力の墓所》をサーチしたウィノータにドロースタックで《研磨基地》の切削対象そこにしよっかな~と精神を揺さぶって遊んだりした。(手札に《波止場の恐喝者》と《死の国からの脱出》があったため見逃したが)さすがに全員身内だと笑えるくらいには心楽...…
《浄火の戦術家、デリーヴィー》着地。
 ターン帰ってき指輪のドローを進めたが、《ドラニスの判事》に当てる除去が引けず、《沈黙》が手札にあったので(この卓なんも意味ないけど)《堂々たる撤廃者》をキャストしターンエンド。
ロッコから《息詰まる徴税》。
ウィノータは《ドラニㇲの判事》に歯ぎしり。
デリーヴィーが《戦争門》x0でキャスト。デッキから《ガイアの揺籃の地》が場に。デリーヴィーの戦闘ダメージ解決後、誘発でマナ基盤が復活し《法の定め》が場にキャストされる。勝ちが遠のく...…
とはいえ勝たんとダメなので、デリーヴィーのエンド時に《吸血の教示者》で《魂の仕切り》をサーチ。
ターンを迎え指輪のドローを進めたところ《稲妻》が引けたので、《魂の仕切り》で《法の定め》を追放し《稲妻》で《ドラニㇲの判事》を除去。
ロッコの場に《堂々たる撤廃者》で起動できない宝物が沢山あるので《波止場の恐喝者》から宝物をもらい残しておいた《研磨基地》で宝物を破壊し山札を墓地に変換。予定通り《死の国からの脱出》で走りきって勝ち。
一つの指輪強すぎ

×××〇〇〇でなんとか予選抜け。
準決勝戦は同じ勝率の知り合いにオポ差で負けてtop9、ぎりぎり滑り込めず3番手スタートに。


準決勝戦

準決勝戦&決勝戦のレポは師である氷華さんにお願いしました!
第三者目線っぽい感じです。


《秘密売り、ティヴィット》
《無限のエルシャ》
《巨大なるカーリア》
《ウェザーライトの英雄、ジェラード》

《波止場の恐喝者》が強い卓なので、それでキープ。

各位1t目に加速スタートしたところに、4番手のジェラードが《宝石の洞窟》スタートから《エスパーの歩哨》でスタートする立ち上がり。
2t目。エルシャは動かず。
《願い爪のタリスマン》を置いてターンを返すとジェラードからも《ギックスのかぎ爪》に留まる。
3t目にティヴィットから《最高工匠卿、ウルザ》が着地し、次のターンにティヴィット着地が確定してしまうが、エルシャより《Wheel of Fortune》で手札リセットが掛かるタイミングに《紅蓮破》をウルザ対象に唱えるも《白鳥の歌》で撃退されてしまう。
改めて自分のターンに《動く死体》で《波止場の恐喝者》をリアニメイトし、産み出した宝物から《ボーラスの城塞》を着地させデッキトップから《剣を鋤に》でウルザを撃退。その後土地が2回続いて止まってしまったため、願い爪を起動して魔力の櫃が寝ているエルシャに渡し、浮き0マナで《師範の占い独楽》をサーチ。マナソースがトップに来るお祈りを捧げるも祈りは届かずに《偏向はたき》で止まってターンを返すことに。
ジェラードから《第三の道のロラン》を戦場に着地され、ボーラスの城塞を対象に取られたがデッキトップの偏向はたきで、渡した願い爪を対象に変更し、尻拭いに図らずしも成功。
ちなみにここで、人知れずエルシャの唯一の勝ち筋の願い爪から《ファイレクシアの変形者》サーチから城塞コピーが潰えていた。

ティヴィットから《エスパーの歩哨》と《堂々たる撤廃者》を投げ込まれたタイミングでエルシャに《オアリムの詠唱》で応戦され、最終的に解決されてしまう。

ターンが帰ってきて、《穢れた血、ラザケシュ》を捲り、手札からキャストした《師範の占い独楽》に《意志の力》を素打ちされたがここまでくると何でも勝てるので《堂々たる撤廃者》からコンボ通して勝ち。

後に聞いた事だが、ティヴィットがエルシャの動作から《沈黙》系を持っていることは分かっていたので、白マナが消えるようなタイミングを作ってしまったミスにより勝利が転がり込んできていたらしい。幸運。

決勝戦


《暴動の長、ラクドス》
《守り翼の使い魔、エシオル》&《織り手のティムナ》
《巨大なるカーリア》
《ロフガフフの息子、ログラクフ》&《トリトンの英雄、トラシオス》

1ターン目《Wheel of Fortune》出来る手札でキープ。
ラクドスはセットランドゴー。
エシオル着地してターンが回ってきたので、予定通り《Plateau》《金属モックス》《魔力の櫃》《オパールのモックス》から《Wheel of Fortune》で手札リフレッシュ。
後に知ったが、ログラクフ&トラシオスの方は準決勝でも《意思を縛る者、ディハーダ》に1ターン目を迎える前に同じことをされていたらしい。

2ターン目に《織り手のティムナ》が着地し、予定通りの動きかと思ったら追加で《霊気の薬瓶》まで着地し、不穏な動き。
こちらはマナを残すためにジェネラルを我慢して《悪魔の教示者》で《むかつき》をサーチし、《魂の仕切り》を構える。
3ターン目にラクドスから《レイヴンロフトの冒険者》が着地し、イニシアチブが卓内に発生することに。
エシオルティムナがドローを進め、マナを立てていたので、ここは突っ込むべきではないと判断して《願い爪のタリスマン》を設置し、ターンを返すと、ログトラのフェッチランドがエシオルティムナからまさかの《敵対工作員》で土地を絞り上げられる戦略。
仕方なくトラシオスを着地させ、ラクドスも続いて着地。

そして、運命の4ターン目。
エシオルティムナから、《コーの遊牧民》が着地する。
周りがざわつくが、経験が浅いためテキストを3回聞き返しても何をするカードか判断出来なかった。
そして蓄積カウンターが2つ載っていた《霊気の薬瓶》が起動され、戦場に降り立ったのは《セファリッドの幻術師》!
令和の世に、昭和のコンボであるセファリッドブレックファストが成立し、エシオルティムナのライブラリがみるみるうちに切削されていき、《戦慄の復活》フラッシュバックで令和のフィニッシャーである《タッサの神託者》が対象に取られた所にラクドスから待ったがかかり《偏向はたき》が放たれるも無情な《白鳥の歌》にて神託者が着地し能力を誘発させ、誰もがゲームの終焉を予感した瞬間に手札から差し込んだ《天使の嗜み》!
刹那により即座に解決され、まだカウンターを持っていたであろうエシオルティムナがゲームから事実上の脱落し、ログトラもマナがない。
その勢いで《むかつき》を解き放ち、勝利を手繰り寄せていく。
昭和のコンボその2であるアドグレイスが成立しているので全部ひっくりかえせる気がしたが、相手ターンだったので寸前の所で思いとどまり、迎えた4ターン目。
戦場にある妨害は《レイヴンロフトの冒険者》と《敵対工作員》
まずは《敵対工作員》を《魂の仕切り》で排除し、《不気味な教示者》で《波止場の恐喝者》をサーチし、マナ基盤を整える。
続いて先ほど設置していた《願い爪のタリスマン》を起動し、《死の国から脱出》をサーチし、《Saw in Half》を《波止場の恐喝者》に打ち、マナを増やそうとすると、2回読み返したはずの《レイヴンロフトの冒険者》の能力を見落として波止場の恐喝者が半分にならずに追放されていく大事故が発生してしまう。
《死の国からの脱出》から、《ライオンの瞳のダイヤモンド》を使って、マナと墓地何とか復旧し、《悪魔の教示者》脱出で《研磨基地》をサーチ、今度は自分のライブラリとマナファクトを循環させカードを増やしていく。
ただ、波止場の恐喝者がいないため、墓地の総数が増えないのが厳しい。
墓地が足りないため、《二重詠唱の魔導士》コンボが使えないので《レイヴンロフトの冒険者》を《剣を鋤に》で農場送りにしてから《滅ぼし》で、戦場にポツリと取り残されている《タッサの神託者》を破壊し、《動く死体》で《タッサの神託者》を奪い、勝利のお告げを聞いて勝利!

さいごに


決勝戦でうまく語源化できない中、対面でプレイの補助をしてくれたカミムさん(ログトラ)。関東でも前に遊んでくれてて、ご飯屋まで教えてくれたのにすっかり忘れて挨拶すらできず轢き殺して関東に送り返したらしいです。野蛮すぎんか……
礼儀がなってなく、本当にすみませんでした。そしてありがとうございました。百万の謝罪と感謝でも足らないです。
MTGに誘ってくれたチュンくん(兄)や始めた当初カーリアのリストをくれた氷華さん、日々対戦してくれてる関西のみんなのおかげでここまで来れました。
長年の目標だった《巨大なるカーリア》と共にタイトルをとる。実現出来て本当にうれしいです。

初最年少(まだ19歳なので多分そう)女帝(多分おらんはず)だぞ!!えっへん!!( *¯ ꒳¯*)
(とりあえず威張っとく

まだまだ足らないところばっかりなのでこれからもプレイスキル磨いて時期帝王戦も優勝目指して頑張ります!

次書くカーリア100枚解説も機会ありましたら読んでくださると喜びます
長々と読んでくださりありがとうございました!

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