悲哀の許諾

悲しいと思ってしまうことには
良いときと悪いときがあるんだ
悲しいと思ってしかるべきとき
悲しいと思うことはよいけれど
悲しいと思う筋合いがないとき
悲しいと思ってはいけないのだ
悲しい気持ちをかかえたときに
悲しむことが許されないなんて
なんて悲しいことなんだろうか

これは悲しんでよかったのかな

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