遠くから帰る[日記]
俯瞰して見ると入学試験て、すっごいタフでストレスのかかる事だったんですね。
どうもWリンゴです。
ずーと緊張感漂う環境で、1時間弱集中し、科目ごとの間の長い休憩時間に次の科目の追い込みかけて、ただ一人で黙々とテストを受ける。こんなのやってたんだ。
つい半ヶ月ほど前も同じ事をやっていたのに苦痛で仕方ない。やっぱりこれに耐えるには「この大学に行きたい」という強い気持ちで、又は「この大学に落ちたら人生終わりだ」という強い恐怖で、麻痺状態にするしかなかったのか。
「行きたかった」という生半可な理由じゃ耐えられない。
ようやくテストが終わった時には外は真っ暗になっていて、朝大学に来て「迷路かよ!」と思った以上の「迷路かよ!」状態でした。
ものすごい数の受験生が校舎から出てきて、それが一つの塊となり、前の集団の進むとおりに全ての人間が動いていく。警備員の人が指示する方へ無理やり行き先を変えられ、これはもうアレでした。
子供の時に前に進んでいくアリの前に障害物を置いて無理やり進む方向を変えるアレ。あの時のアリの気持ちでした。
遡って朝のこと。
ビジネスホテルに一人で目覚めた朝は新鮮でした。一階に降りると弁当のサービスがあり、それを食べ終わったら、身支度をする。そんだけでも楽しい。
楽しかったって話。
おそらくもう来ないであろう大学を出ると、新幹線に乗るために東京駅に。
行きではとっとと通り過ぎてしまった東京駅だけど、広っ。いろんな電車が通ってて地図看板もぐっちゃぐちゃ。明るい時計テッカテカ。歩く人々ざっわざわ。
ロッカールームがバグでもおきたのかってぐらい、えげつない量。これを見た瞬間、この東京のまだ見えぬ底力を見た気がする・・。
新幹線のチケットを買ってとうとう乗車。夜ご飯に駅弁を買った。二日連続駅弁とか豪華すぎるな。
うれしわー。
でっかいビルに反射する夜のヒカリ。
かっこよ。東京の夜かっこよ。
暗闇、血のかよってない冷たい建造物、ネオンライトってなんでこんなカッコいいんでしょうか。
ブレードランナーを残したリドリースコットの偉大さをひしひしと感じる。
東京ってよく歌に出てくるけど、他の都市(海外とかの)も歌に出てきたりすんのかな?国名が入った歌とかは聞いたことがあるけど、都市が入ったりするのは独特じゃない。神格化されてない?
遠い所から帰ったら明日早速学校だ。
あと二日で学校も終わる。
太陽戦隊ガンバルカン。
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