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卒業[日記]

終わる、終わるとは思ってたけど本当に終わりましたね。だいぶ前から終わった気でいましたけど、改めて正式に終わった!って感じがします。

淡々と進んだ卒業式は予定より早く終わり、最後のLTが終わるなりさっさっと一番乗りに学校から飛び出しました。「早くこの場から立ち去りたい!!の精神」が最後の最後まで抜けませんわ。

終わってからだと冷静に今までの状況が見渡せたりして、後悔することがたくさんあります。
僕が嫌がってた人って、意外と優しい人だったんだな。既に思い出加工がはいってんのかもしれないけど。
ただ僕とおしゃべりをしてくれていた人達は、かなりいい人達だったと思う。(僕からして)
わざわざ電話してくれたり、新しくなったLINEのID教えてくれる為に門で待っててくれたりする子に支えれたなー。その人達いなかったらどーなってんでしょ。
でも、その中にも「あっ、この人とは大学行ったらもう喋らないんだろうな。」っていう疎遠の匂いがする人とかもいて、もっと人間関係頑張っておけばよかったなと反省。


帰り道でいつもバスが横切って行く広場。

通るたびに気になっていた所。いつか行こうと思ってたけど、行きはいつもギリギリだし、帰りはクタクタで、結局今まで一回も行ったことはなかった。

行ってびっくり!アレ、昔の藩主が農民の為に作った時計だって。今まで五重塔的な物だと思ってた。

ボロボロの工場。アジトみたい。ここは知らなかった。

近くなのに、僕の住んでる街なのに、そこでさえも知らない事が沢山あるのに、ここから出て一人暮らしか。18年間知らずに過ごしたけど、遠くに行かなくたって、未知の世界ってあんのね。


楽しかったかどうか聞かれたら微妙だし、充実してたかどうか聞かれても微妙だけど、なんか良かった気がする。これが卒業式マジックだと言われれば、そうかもしれないけど。


後からLINEの通知に気づいてみると、クラスのグループLINEに最後にクラス全員で撮った写真が送られていました。「あれ?こんなん撮ったけ?」っと見ていたら、案の定僕が写ってませんでした。最後の最後でクラスに忘れられるってさ。
こんなこと明日からも学校だったら、耐えれませんよ。
これが心の底からの「卒業して良かったー。」か。

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