BBTAG初級者向け:起き攻めの基礎
相手を攻撃してダウンを取ったら次にやることは起き攻めです。色んな方法がありますが、今回はコアな部分にのみ注目して解説します。
重ねるか、様子見するか
正直な話、起き攻めの基本はこれだけです。起き上がりに攻撃を重ねに行くか、少し距離をとって様子見するかです。それぞれの行動について簡単に見ていきましょう。
「重ね」は相手の起き上がりに攻撃判定を重ねることで相手の選択肢を制限することが目的です。攻撃を重ねると以下の相手の行動に対して大幅有利になります。
・最速通常技
・最速投げ
・ジャンプ逃げ
次の行動は五分または微有利状況になります。
・バックステップ逃げ
・ガード
最後に挙げる行動は相手にリターンが望める行動です。
・リバーサルアクション
・無敵のあるディストーションスキル
重ねに行くと相手はガードするか無敵技を通す必要が出てきます。相手の無敵技に耐性のある詐欺飛びやパートナースキル重ね(この2つについては以前に解説しているので記事をご覧ください。)もありますが、基本的な相手の安定択をガードに限定するという効果があることに注目しましょう。攻撃をガードさせれば崩してダメージを与えるチャンスが生まれるわけですから、重ねは強い行動と言えますね。ただし相手が重ねに対してリジェクトガードをしてくる可能性は十分に考えられます。
そこで様子見の出番です。相手が重ねに対して無敵技で打開しようとしたり、リジェクトガードをしたりする行動を読み、相手のリバーサルアクションやディストーションスキルをガードまたはかわしてしまいます。こうなれば相手は大打撃です。こちらの勝ちに大きく近づく一手となりました。しかしながら様子見は相手が通常技や投げを擦ってきた場合に攻守が逆転するという弱点もあります。ですから相手が考えるリスクの大きさを考えると優先順位は「重ね>様子見」であることは言うまでもないでしょう。まずは攻撃を重ねに行く。そこで相手の行動を確認し、無敵技暴れが多いと感じるのであれば様子見を選択する。これが基本になります。
各種ゲージを確認しよう
起き攻めで重ねに行ったら相手がディストーションスキルを使ってきて自キャラがダウンしてしまった、こんな経験ありませんか?これを防ぐためにまずはコンボ中に各種ゲージを見る癖をつけてください。こちらの体力が少なく、リバーサルアクションで倒れてしまう状況なのであれば様子見を選択した方が安全ですね。また相手がスキルゲージを2本以上持っているのであればディストーションスキルが飛んでくる可能性があります。BBTAGにおいて無敵技暴れは強い選択肢とは言えないのですが、その一撃で相手キャラを倒せるのであれば話は別です。自分の体力と相手のゲージを見て起き攻めを判断できるようになれば対戦が大幅に安定します。ぜひ挑戦してみてください。
おわりに
今回は起き攻めの基礎ということで重ねと様子見の2つの行動に絞って解説しました。最初はきちんと重ねることを意識して、慣れてきたらゲージや相手の行動を考えて判断できると良いですね。