オフレポ:FGCL KOREAに参加した話
「誰も韓国大会のオフレポ書いてなくない?」ということで書きます。色々あったけど忘れないうちに…
参加したのは12月15日~17日の期間中ソウルで開催されたFGCL KOREAという大会です。
大会概要
渡航前の色々
元々どこかで海外遠征はしたいと思っていて、夏頃にあった韓国大会に日本勢が参加しているのを見て次の機会があったらチャレンジしよう、となったのがきっかけです。色々と詳細を詰めていくうちに「安定した運営ではなさそう?」との情報があり不安もありました(他に参加予定の関西勢も居たのですが、この辺りの原因が元で不参加に…。リスク等考えると十分妥当な判断)が、私はこのためにもうパスポートも取っちゃったし行っちゃえ!という感じでした。
宿関連や飛行機関連はハーティアさんがベテランであることもあってかなりスムーズでした。ここの心理的負担が少なかったのはかなり大きかったです。ありがとうハーティアさん…。
TAG勢として一緒に行動した人(敬称略)はハーティア・ダイソン・はしも・わたまさ・ねおぐらんぞん・ななし・てるうっと の7名です。日本勢は他ゲームも含めると結構参加していましたね。単独プランになっていましたがねずさんもいたよ!
パッキングも案外すんなり終わり、小旅行の気持ちで準備完了といった感じでした。
1日目
朝早い時間からの出発だったので眠たさもありつつ関空へ。ハーティアさんと合流して搭乗手続きをしました。この辺りはかなりスムーズでしたね。私が手荷物検査で電子機器が多いせいか一瞬止められましたが。
飛行機内も「韓国語だらけだぜはっはー!」となりながらもハプニング無く無事韓国(仁川国際空港)へ到着。韓国の冬は寒いと言われていましたがこの日はそこまで寒くなかったです。この日は。
ここからは関東勢との合流のため、電車を乗り継いでソウル市内へ。ハーティアさんから言われていたT-moneyカード(要は韓国版ICOCAで、多分NFC規格はFeliCaじゃない)もGETし順調でした。電車関連でちょっと面白かったのが次の3点ですね。
運賃が日本に比べてかなり安い:近距離はそこまでですが、運賃の上昇が緩やかでした。結果的にかなり安くなる印象です。
ちゃんと日本語表記がある:まあ日本の鉄道にも韓国語表記あるのでまあ隣国ですし、のイメージです。ちなみに日本語の音声案内もあったよ。
通常の乗車券もICカード形式なのでデポジット制:ICOCAにもある保証金制度ですね。韓国は通常の乗車券の場合デポジットとして500ウォンがかかります。
関東勢との合流後はまずはホテルに行きましょうとなり、道に迷いながらも(ハーティアさんが思いのほか道選択ぶっぱ派だったのがちょっと意外)ダークピンクに照らされた柱が目印のホテルに到着したのでした。ちなみに近くに清渓川がありましたがただの河川でした。ピラニアはいない。
で、他の日本勢とのごはんもあるけど流石にお腹に何か入れたい(お昼食べてないので)ということで行ったのがフライドチキン屋さん!
揚げ方が良い感じにパリッとじゅわっと、という感じでおいしかったです。付け合わせで甘酢大根が付いてくるのも面白いと思いました。オーダー時に何人前か分からず値段から予測して注文したのは中々面白かったです(多分一つで2人前?)
で、ちょっと腹ごなししたら即移動して他の日本勢と合流。そこで食べたのがKBBQってわけです。初日から重くない?
個人的には箸が平べったくて「文化~」と思いながら前に座っていたてるうっとさんの写真を撮ったりしていました。そしてやっぱり肉はおいしい。
ホテルに戻ると12時回っていたのでみんなでちょっとだけフリー対戦をして就寝。眠い!
Nanashi's Moment
駅改札口を上手く抜けることができず(スーツケースが引っかかって中途半端になった)、乗車券を1枚無駄にしてしまった。
電圧の自動対応(韓国では220V)していない電源タップを接続し、しっかりヒューズを飛ばした。同室だったのですが差込口のことをフロントに聞いた後ななしさんに「差込口、変換プラグは無くても日本のやつに対応しているよ」と言っただけなのが悪かったです…。
ななしさんちゃんとした変圧器持ってきてたけども
2日目
というわけで大会当日です。これに関しては色々あったので時系列ではなくカテゴリ別に…
大会結果
はしもさんに3-0で負け、てるうっとさんに3-2で負けで終了!かなしいね。色々と違う環境で実力を出すのって難しいんだなあと実感。あと前日の流れで体力が無かったです。みんな体力ありすぎる…
Steam版のBBTAG
運営の都合上Steam版のBBTAGで実施することになっていましたが、BBTAGがSteam版に最適化されていないので結構色々ありました。ボタン表記・割り当ての違いは仕方ないにせよ、結構致命的な問題として「コントローラー認識がゲーム起動時のみ」ということで同じPCでデバイスの抜き差しが頻発する大会においては結構きつい仕様でした。最初から2つコントローラーを挿しておき、Steam入力を有効にすることである程度解決できますが、トナメ進行の妨げになっていたなあと感じました。
音関連の話
個人的に一番きつかったのが配信台での音です。プレイヤーには音声出力が分配されず、プレイヤーは実況とミックスされた観客向けのスピーカーから音を拾う必要がありました。わずかに遅延があるので聞きなくないけど結構デカい音で流れているので無意識に聞いてしまう状況でした。次回も同じならノイキャンのイヤホン持って行くべきかも、とは思いました。
この辺りのPCを用いる大会運営のあれこれはDNF勢のなんぽんさんが述べてくれているので一読ください~!
BBTAGで面白かったところ
ななしさんがいい意味でNanashi's Momentしてた。アストラル決めたのもそうだしOkadaさんに対してプランが気持ち良いくらいにハマって最後にOkadaさんを逆Pop-Offさせたのが良かったです。オフ大会感ありました。
大会自体はLLonさんが貫録を見せて優勝!JC+5Pまじでどうします?
晩ごはん
韓国BBTAG勢と一緒にプデチゲ食べました!美味しかった!大会後のわいわいしている感じはまたオフ大会って気分になります。
3日目
流石に疲労があったのでしっかり目に就寝して午前のアイドルショウダウン(ホロライブ格ゲー)は少し見送ってASURAJANGのイベントには間に合うように行くことに。
で、上の写真の店で印象的な出来事が。タッチパネルでオーダーするお店かつ英語表記を選択できるということで結構すんなりと決済まで行けたのですが…
「この感じだとクレカ一択だな~」ポチッ
次の画面から英語が消え去り、韓国語のみとなりました。いやガー不過ぎて無理だが?クーポンとかアプリ会員とかの話だろうと思って「いいえっぽい」選択肢を選んでいたらなんとかオーダー通りました。UIって大事だね。
食べながらアイドルショウダウンの配信見てたらてるうっとさんが笑顔で択掛け続けてたので面白かったです。
ASURAJANG
この日はぐらんぞん氏のスポンサード企業であるD-ZARDの新作ゲーム「ASURAJANG」のプチ大会にTAG勢で参加することになりました。てるうっとさんとねずさんがチームメイトでした。(MOBA慣れしてる二人が要る時点で結構有利では?と実は思っていた)
プチ大会の様子はこんな感じでした(前半部分)。2試合目のてるうっとさんがめっちゃ見せ場作ってて感動した。ねずさんもしっかりダメージディーラーしてたので強かった。私は後ろからぐるぐるぱんちマシーンしてました。
…で、このチームで優勝しました。
真面目に勝因を考えると、「序盤で一度優勝取れたのでゲーム内のミッションの解放が早期に進みリソース・アタッチメントの資産差ができたこと」「全員が無茶しない立ち回りをしていたこと」辺りかなあと。ゲーム内の機能をチーム内で共有しながらマッチ外でも有利を取れるようにしていたのは良かったかなと。
ゲーム自体も手触り良かったです。まだ表記や画像・操作感がちょっとおかしかったり、扱いやすいUIもこれからという感じでしたがプロモーションに成功すれば結構遊ばれるゲームになりそうな予感がします。ただ露骨に資産でキャラの強さが変わるのでアーカーシャの仕組みは考えた方がいいかも…(ちょっとPayToWinに寄ってしまっているので)
お昼ごはん
この日辺りから大陸のクソ寒い風を感じるようになってきました。日本と違って湿った風ではないのでより骨身に染みる寒さでした。そりゃ鍋と辛い物が文化的に発達するよね。
で、食べたのが「ヘジャングッ」という豚の背骨を使ったスープです。(紹介してくれた鉄拳勢の人ありがとう!)
食べている間は「牛骨スープ+唐辛子系の味だ~」と思ってしまい背骨も牛だと思ってしまいました…。よくよく考えたらあのお肉の繊維の感じは豚だよねえ。この時牛前提で色々語ってしまって今となってはめっちゃ恥ずかしいぜ!みんなごめん!
晩ごはん
飯の話しかしてないなこのオフレポ。さて、晩ごはんはトッポッキでした。
中に細長い(結構長い)お餅があって、それをハサミ5cmほどにカットして食べます。味自体は濃い目のジャンキーな感じ。味の埋まりやすい辛味なので、具材も揚げ物などが入っています。野菜は少なめ。
なお帰宅時の気温が-7℃でした。寒い!
後は帰宅してちょっとだけはしもさんが持ってきたExceed Fighting System(格ゲーのカードゲーム)で遊んで就寝。
4日目
寒い。マジで寒い。(-10℃)韓国の冬の本気を見た気がします。
ちょっとだけ屋台通りを見学して早めの昼ご飯…でしたが予定の店が閉まっていました。関西組は飛行機の時間を考えると空港にもう向かった方が良いとのことでここで解散。残りの面々はカジノに向かったそうですよ。オフレポ書いてください。
で、空港で食べた韓国最後のごはんがこれ。
こいつがやばいほど辛かったです。顔から汗がじんわりと出てきてひぃひぃ言いながら食べてました。多分これのせいで帰国後お腹ゆるかった酢豚はおいしかった。ある種の癒し。
後は手続き済ませて搭乗して…で帰国。ここのトラブル無かったのはハーティアさん様様です、ありがたや…
意外とお金使わなかった(お土産買う時間が無かったというのもある)のが印象的でしたね。(2万円分ウォンに変えて結局半分残った)食べ物・足代がそこまで掛からないのはでかいかも。
終わりに
BBTAG自体は不完全燃焼といった感じでしたが、初遠征でしたしこれからという感じですね。体力と胆力つけないといかん。あとは遠征に対する心の持ちようも大事かなと思いました。「大会に行くぞ!!!!」だと心身が持たないので「旅行with大会」の気持ちで臨んだ方がいいのかなとも。この辺は人それぞれのマインドセットになるとは思います。
OKADAさん始め韓国のBBTAG勢とも会えたので良かったです。まだまだ頑張るぞ。