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ヤクルトは今年もヤクルトだった。
4月1日。開幕前日。 私は母のお許しを得て、神宮行きのチケットを勝ち取った。 就活生ですが、この日は行かなきゃ行けないと感じた。
おじゅり対ちゃたにくん。
東洋対決!!!となるはずだが、私は原樹理という一人の選手の未来を見届けたかった。
彼は某スワポンの勘違いで獲得した選手だ。 あまり良い結果が残せていなかった。 そこに井野さんというペアができた。 みるみる勝てるようになり、彼の表情は生き生きとしていた。
時はたち神宮オープン戦 これまた私は当日に行くことを決め、見に行った。
行くと彼はいい球を素人ながら投げているとは思っていた。
しかし結果は散々。
亀井さんに満塁ホームランを打たれた時は何がなんだか分からなかった。
私は感じた。 「またいつものおじゅりに戻ってしまったのか」と。
しかし、野球の神様は彼にさらに厳しい試練を与えた。 スアレスの故障、そしてうちの勝ち頭ブキャ様までもなげられない。
あれほどいた先発予定はみるみると減り、石川さんがまたもやローテを回すという姿はブラック企業だ。そして毎年フルに働いてくれる石川さんには頭があがらない。
かくして、原樹理は神宮開幕戦という試練を与えられてしまった。
私は井野さんをあげないことを不安視していた。 別にムーチョが嫌だとか松本くんが嫌だとかそういう訳ではなく、単に樹理ちゃんを勝たせて挙げられるのは彼なのではと思っていたから。
しかし、今日凍える神宮の中、彼はたんたんと練習をこなし、オープニングセレモニーでビジョンに写っても投げ続けていた。
結果はピンチを招きながらも7回まで投げ切った。そして、2打数2安打。 ヤクルトの選手は投打に輝きを放たなくてはならない。この結果は当然なのである。
しかし7回までの得点はたったの1点。青木さんのホームランのみ!てっぱちくんはどうした?!と思ったが、彼はまだ冬眠中らしい。もう少し寝かせておくかな……
そして7回裏の東京音頭にまだこんな時間はやくない?と思いながら、7回裏の攻撃とブルペンを見つめた。私は近ちゃんが球を投げた感じは納豆混ぜて、伸ばした時のような感覚似ていると思っている。
そんなねばねばこんちゃん、登場曲がディズニーだったので、コンドーランド建設を企んでるのかもしれない。(でもホームページはそのままだったのでもしかしたらいたずら?)
いたずらは調子を落とすこともあるらしい(某ホークス選手が言ってた)
いや、神様のいたずらかもしれない。あっという間におじゅりの勝ちは消えてしまった。建設も白紙だ。
しかし、この全ての展開が小説の伏線のようと言わんばかりのヤクルトらしい展開がやってくる。
それは8回裏、私の神様坂口さんの代わりに抜擢された男・荒木くんがヒットを放つと青木さんのデットボール1人置いて、バレンティンの登場である。スーパーバレンティンはやはり違う。大事なところでヒットを打って同点とする。白紙が撤回されたのだ。
強打者雄平。まさかの二連続申告敬遠。 そこに回ってきたのは西浦。 敬遠してくれて良かったと個人的には思っている。早打ち雄平さんが最近目立つので……
西浦は去年は守備の安定感が光った。
「はい残念そこは西浦!」と言えるくらいには。
ラミちゃんよ。西浦を馬鹿にしては困る。 私が行くと、廣岡くん活躍説、村上くんホームラン説が消えた今。
新たな説が誕生してしまった。
西浦私が行く年度始めの神宮戦活躍する説(昨年はなんかよくわからない乱打戦の日に行き、西浦は1号ホームランを放っていた)
西浦の打球はみんなが立ちあがり見えなかったため私ホームランと勘違いし、泣き崩れてた。
そして、上田が粘ってることで涙が引っ込んだ。(素晴らしい犠牲フライでした)
そんなこんなで近藤さんに勝利がつき、
コンドーランドの建設は進められるのである。
隣は本願寺の建立途中だ。
私が感じたことは原樹理の自援護も、井野さんがいなくても勝てちゃうおじゅりも、援護が無さすぎることも、青木さんがおじゅりのために打ってくれたことも、近ちゃんが打たれてしまったことも、山田哲人が3三振なことも、荒木くんが逆転の切り口になったことも、バレンティンが打つことも、西浦がうつことも、終盤に逆転することも……以下省略
全部が全部ヤクルトらしいなぁと思ってしまった。どこがと言われたら全部が!と言えるくらいヤクルトらしかった。
かくして私の初開幕戦は白星を飾った
そして、寒さにやられダウンしている。
みなさんも気をつけて
最後に1つ、