ワンダフル通信<2021.07.14>
「Sundayカミデの淡々との話」
いつまでも、18歳の頃のように。
深夜2時に、アルバイトが終わり、バイクで家まで帰る。
その途中、仲間と合流して、少し夜の国道を流す。速くもなく、ゆっくりでもなく、ただ夜の風を浴びて、信号待ちで、少し喋る。
好きな人の話や、少し怪しい話など。
端的に。
そして、またバイクを走らせる。
どこかのタイミングで、バイバイして、そのうち家に帰る。もう、薄っすら明るくなっていて、シャワーをしながら、色々考える。
寝る。
7時に目覚ましが鳴る。
とてつもなく眠たい身体を起こして、準備をする。ユニフォームやペットボトルをバッグに詰める。プロテインを作る。
7時半に、グランドに立つ。
既に、蝉の鳴き声が最高潮を迎えている。
ひとしきり、キックやタックルの練習を終えて、水道で顔を洗う。スパイクも洗う。
授業が始まる。
とてつもなく眠たい身体で、何とかお昼休みを迎える。
食堂で、パンと牛乳を買う。
狭くて古い、トレーニングルームに向かう。
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