ワンダフル通信＜2021.04.21＞

「Sundayカミデの7万8千円の話」

大東サンメイツが、閉館になります。

何か、思い出のエピソードなどあれば、是非お願いしたいです。

と、少し前に、Twitterのアカウント、@大東サンメイツからDMがありました。

大東サンメイツ。

それは、大東デトロイトCITYにとっての、ある種の象徴的な建物でした。

まず、あの頃は、住道駅の前に広がる、広大な緑のコンクリートがあって、その真ん中には、大きな吹き抜けの穴がある、何とも前衛的なデザインが、駅前に施されていました。

そこには、ウェンディーズが通年に渡り盛況でオープンカフェのようになっていて、加えて季節によって、色んなショップが、所狭しと出店していました。

夜になると、滑る緑のコンクリートの噂を聞きつけ、たくさんのスケーターチームが集合していました。僕も何度か、そこでスケボーを練習していました。

そんな駅前に、長年に渡り鎮座していたのが、サンメイツです。

8階建てで、地下1階。

7階には、大東楽器と言う、楽器屋コーナーとスタジオが併設されていて、向かいには、ピアノが何種類も置いていました。

中学の頃、初めてスタジオに入り、練習した曲は、カッツェと言うバンドの曲でした。

飲食店街には、当時付き合っていた彼女がアルバイトをしていたり、とにかく、青春のかけらが、たくさん落ちている場所でした。

サンメイツには、ライバル関係にある、もうひとつの場所がありました。

その名も、ポップタウンです。