ワンダフル通信<2020.05.27>

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「Sundayカミデのシナモンの話」


給食で嫌いな食べ物がある人達は、よく僕の机にやって来て、嫌いなメニューのお皿を置いていった。

僕はそれを毎回、先生が見てない隙に瞬時に食べて、またお皿を持って来た人の所へ機敏に返すと言う事を繰り返していた。

このおかげで僕の身体は、素晴らしい成長を遂げた。だいたいみんなが嫌いな食べ物は栄養があるものだ。よって小学生の頃の僕はそれらをよく食べたので、頭脳明晰スポーツ万能だった。


習字は大東市長賞を取り、テストはそれなりに90点をいつも取り、ソフトボールとラグビースクールのチームでそこそこ活躍し、いじめられている人を見ると、気づかれないようにいじめていた人をパワーで改心させてあげた。


僕はいじめをする人達とは、話をしない。


話し合って改心させるのは、親の仕事だと昔から思っている。僕の出来る事は、人をいじめたら災いが起きると言う事を教えてあげるまでだ。要するに適度なグーだ。


そのせいで、お母さんには迷惑をかけた。


いじめをしていた奴の家に、僕の暴力のせいで謝りの電話をかけてくれた事が何度もあった。

あんた、何で殴ったんや!


お母さんは、僕にいつも問い詰めるけど僕の答えはいつでもこうだ。


ムカついたから。

人を複数でいじめるような奴の事を、告げ口してもあまり変わらないと思っていたからだ。

お母さんは、よく怒っていた。そして相手に必ず学校で謝って来いといつも言った。

次の日、不貞腐れながらも学校に行って、こちらが先に謝ると不思議とどんな相手もホッとした表情で謝ってくれた。その瞬間、彼らの事がいつも嫌いではなくなった。ただ好きじゃないだけだ。

こうして、お母さんは僕を食べ物も人も好き嫌いなく育ててくれた。

おにぎりに漢方がまぶしてあったり、青汁は毎朝必ず飲まないといけなかったり、納得していないけど謝ったりと大変だったが、青汁と漢方と言う苦味の2巨頭と、とりあえず先に謝ると言う技術を10歳には制覇し会得したのだ。

と言う事で、僕は同じような考えの友達とつるむようになって、よく遊ぶようになった。

そして小学5年生の頃には、自分達の街の小学校から全てのいじめを消滅させる為に、僕達が全9校の小学校を統一すると言う、訳の分からない計画を立ててしまった。

この話は、割愛しますが結果的に良い意味で失敗に終わりました。

この世界には、何故か人を蔑んだり、絶妙な嫌がらせ、誹謗中傷をする事で自分のバランスを取っている人達がたくさんいる。

小学生でさえ、そうやってバランスを取る奴を何人も見た。

大人になったら、もっといるに決まっているので警察もなかなか手に負えないし、動ける案件では無い事が多い。

よって昔からそう言う人達を、バレないように裁くのがヤクザの仕事だ。本当のヤクザは昔からそうやって生きて来たのだ。しかし、今はヤクザも衰退して、本当の姿から久しく遠のいてしまっている。昔堅気な人も残っていると思うが、多分少数だ。

最近の日本はどうなってるんだ!的な事を言う人をたまに見かけるが、僕は昔から変な奴はどの世界でもどの国でも日本もめちゃくちゃ居てると思っているので、あまり心に響かない。


卑怯なやつは、五万といる。これはいつの時代も変わらない。そう言う奴等を嫌いになって正当に闘うのは、人生がもったいない。

好きじゃない。

こう思うのが、心身ともにあまり疲れない。

それにしてもシナモンだけは、まだまだ手強い。シナモンの事は、もっと好きになりたい。


平和 to the people!!!


Sundayカミデ

レシピ-01

俺なりのベーコンエッグライ麦トースト

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これは美味しかった!キャベツとマヨネーズの時点で成功は既に手にしていた。

そこに、たまに見かけるライ麦入り食パンと、これまたたまに見かける〇〇産地の〇〇ベーコンと言う少しお高めの素材が参加しており、少しお高めのチーズと、これまた他の追随を許さない価格のヨード卵を目玉焼きにしただけだ。

これだけの逸材を揃えても尚、既に成功は決まっていたのだ。

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キャベツとマヨネーズ。

まるで、布袋さんと吉川さん。

または、ポテトとコーラ。

または、冷蔵庫の上に電子レンジ。

に、勝るとも劣らないグッドマッチングだ。

タイトルには入らない奇跡の下地。

それがキャベツとマヨネーズなのだ。

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いい質問でした。


人生にお金は必ず必要です。結婚、子育てというビジョンがあるなら尚更です。ここで必要なのは、稼ぐと言う事の解釈です。

到底、普通の人は出来ないであろう技術やセンスを用いて仕事をしていても、平均年収が格段に低い仕事がたくさんあります。需要と供給のバランスの問題です。そして、そう言う仕事は文化や伝統、芸術に根ざしてる所が多々あります。

こう言う仕事は、途方もない時間を費やす割には、お金にならないです。音楽も、プロとして生きている人達は、寝てる時以外は全て費やしている人が多いです。

僕も、そう言う日々です。1日15時間取り組んでも1円にもならない事の方が多いです。不安定な日々は、日本の社会生活には到底向いてないです。

人並みの幸せを手に入れるなら、人並みの事をしなければならないし、人並みの結婚生活が送りたいなら、人並みの収入がある人を選ばなければなりません。

そして、どれも自分で選んだものは、大正解にしなければなりません。

因みに、この彼と言う人はモテる人だと思うので、質問者さんが仮に去ってしまったとしても、すぐ新しい人が現れると思います。年収が低くても好きな仕事をしている人には、危うい魅力が常に付き纏うからです。

生活が安定出来るって、とっても素晴らしい事です。

高層マンションのベランダから夜風を浴びながら、ふと思い出すのはいつだってもう2度と手にする事のない、やわらかくて、儚くて、惨めで、それでも輝いていたように見えるあの頃です。

Qのコピー

#質問シリーズ
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やついフェスが非常事態宣言!


渋谷の街を巻き込んだ都市型サーキットフェスと言えば、やついフェスです。

全13会場に約300組のシンガー、コメディアン、アーティスト、バンドなどが群雄割拠する予定でした。

僕なりの計算式で数字を出してみたら約1500万円の赤字になります。やついさんの身体に1500万トンの重しが課せられています。

只今クラウドファンディングを実行してまして、ゴールが500万円だったので300%の達成率でないと、とても心配です。

やついさんは、こう言う状況でも爽やかな笑顔を振りまいているので、重力を感じない身体になってしまったんでしょうか。

僕がこうして東京で、色んなお仕事が出来るのは、やついさんのおかげ1500%です。

やついフェスを来年につなげよう!

僕らつないで行くよ
Oh baby don't stop!!!
このスタイルでLIFE LIFE LIFE


Sundayカミデ

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<B/ニーハオ>
白石昌則「生協の白石さん」

東京農工大学生協の白石さんが学生たちのひとことアンケートに答えたのをまとめた本。変な質問や恋愛相談などなんにでも応える白石さんのお客さんを思う優しさに、客商売でのヒントすら感じます。

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<D/番長>
サン=テグジュペリ「星の王子様」

"かんじんな事は目にみえないんだよ"

たぶん読んだ事の無い人は居ないのじゃないかと思いますがあえて「星の王子様」を!
多数の日本語版が出版されていて、翻訳も沢山の人がやってますが、内藤さんの訳が個人的に好み。
幼少期(8~10歳)・青年期(18~20歳)・大人期(39歳以降)の三回は読んで欲しい作品。
同じ本なのに、自分の状況や経験によって言葉の捉え方がどんどん変わっていくのが面白い!

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<G/アツムワンダフル>
原田マハ「本日は、お日柄もよく」


スピーチライターという耳慣れない職業に出会ったOLの主人公がその世界に飛び込んでいく物語。その物語は結婚式のスピーチからはじまりやがて政界へまで広がっていきます。
強く胸を打つ言葉が数々登場します。言葉ひとつで世の中は変わるのかもしれないと感じました。SNS等で様々な言葉が容易に飛び交う今、改めて言葉と向き合い考えられる作品だと思います。

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<SAX/林未来彦>Number

初めて購入したのは高校生の頃。当時F1を特集する号が出た時に、お小遣いで購入しました。書店の中で特に写真が格好良くて手に取ったのです。けして分厚くもない誌面は、文字がぎっしり! 丁寧な取材と、浮き上がってくるスポーツの表舞台と裏側を支える人たちの光景。少年誌や小説とも違う読み応えが、少し大人になったような気分にさせてくれます。
一流のスポーツ選手の練習方法や考え方は、音楽にも通じます。表紙の野村克也さんのご冥福を祈るとともに、その金言を改めて学びたいと思います。