先生、僕は…
この曲は、29歳の頃に書いたもので、初めてのソロアルバム、MY NAME ISに入っています。
みなさんも、そうだと思うし、僕もそうですが、同窓会なんてクソくらえだと思っています。みなさんが違っていたら、ごめんなさい。
僕は、今もそう思っています。本当に親しい友達だけは、ずっと会っているので、それで満足です。
でも、会えない気持ちもあります。
出会った先生達に、あんなに期待されてた筈なのに…
そんな事をよく思っていたのが、この頃です。
どこに行っても、何をしてても、お前なら絶対に活躍出来る。
どんな先生も、卒業の時に、こんな風に言ってくれていました。
でも、音楽をすると言う事に、行き詰まっていたり、イベントは赤字が続いて、親や、若かりし頃の現CONPASSの西岡くんからお金を借りたりと、何ひとつ上手く行ってないし、活躍出来ずにいました。
同級生の、美容院を出した噂や、家を建てた話など、別に気にしていなくても、自分とは、かけ離れた状況を、少し苦しく思っていました。
今の年齢になれば、そんな事もよい思い出ですが、当時は、心のどこかで気にしていました。
そんな気持ちを素直に歌詞にしました。
今でも、同窓生、級友とは会いません。本当に親しい友達も、Instagramでいいねを押すくらいです。
でも、やはり、先生達に期待されていた事だけは、嬉しく、そして、悔しく心の隅に置いています。