<ワンダフル通信2021.06.30>
「Sundayカミデの今となっては笑い話」
もし、失敗して、借金を背負ったら。
これを、21年前からずっとやっている。
イベントとは、そう言うものだ。
何故やっているのか。
それは、ひとつしかない。
まだ見ぬundergroundの世界を、みんなに見てもらう為だ。知ってもらう為だ。
何故、知って欲しいのか。
それは、凄くシンプルだ。
カッコいい人達が、たくさんいるからだ。
何がカッコいいのか。
それは、世間や、社会に同調していない無防備な姿だからだ。
働いて、働いて、その隙間に音楽を作る。そうやって生まれる数々の音楽は、とても煌びやかで、研ぎ澄まされている。
そこには、生き方のヒントが散りばめられている。本当にダサい事は何かを教えてくれる。
いずれ、音楽だけで生活出来るようになる人もいるだろう。それは、見ていて、とても嬉しい事だ。undergroundを知っている人は、どんな世界に行っても、ずっと優しいはずだ。
undergroundとは、何か。
それは、音楽を通して、人と真剣につながろうとしている世界だ。
売れている時も、売れていない時も。
音楽をやる以上、そう言う時はやって来る。
ただ一度も、売れない事だって、ざらにある。
売れていようが、売れてなかろうが、その日、最高のステージを作った人達が、その日、最も音楽的に攻めた姿勢の人達が、その時、特に大切な社会へのメッセージを放った人達が、評価される世界。
それを目指して、ステージに上がる人も、フロアで踊る人も、バックヤードで支える人も、みんなでundergroundを作って行くのだ。
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