【LGBTQ+】アラフィフカップルの生活費
今日はLGBTQ+の女×女カップルである私たちの生活費事情の話です。
生活費用をどのように負担しあうか
私の周りの婚外子なしカップルのお金事情は本当にさまざまです。
共同財布に1ヶ月の予算をあらかじめ入れてそこから使う
各々で買い出しなどして月一で精算して折半
電子マネーにチャージ
生活費は相手に任せているなど担当別
家事担当と稼ぐ担当分業
などなどいろんな価値観の二人がそれぞれのやり方でお金の管理をしてるみたいです。
私の周りでは多数派ではありませんが、稼いでるパートナーに養ってもらうという方式もたまに見かけます。養ってあげるのに、という強者もいます。
肉食系女子、アグレッシブで素敵です。
大体の人たちはお互い何かしらの収入を得ていて、二人のバランスでやりくりしてるようです。
うちの場合は折半
うちは、マンションのローンを折半(ボーナスがあるパートナーは年2回増額して払ってます。名義はパートナー)
食費はキャッシュレス決済に一定額チャージして買い物、はみ出すこともあるのでお互いの月間使用分を折半。買い物はほとんど私。送金アプリを使ってたけど面倒になって今は現金精算です。以前プリンという送金アプリを使ってました。
私はフリーランスで成果報酬型の仕事なのでパートナーがここ数年で昇給して経済格差が広がったため、私の老後貯蓄を考慮して光熱費、インターネット代は時期により増減してもらうよう交渉しました。
社会的立場にも格差が出てきて正直悔しいのと惨めなのと、もっと稼ぐために躍起になりました。これは若くて恋愛に浮かれてた頃は感じた事がない焦燥感です。
LGBTQ+カップルの所得格差問題
基本、我が家の生活費は折半だけどここ数年収入の格差が広がってきたので私はひとり親の老後や自分の老後の費用を少しでも残したいと思い、既にきょうだいが両親と同居しているパートナーに交渉して費用の負担比率を変えてもらいました。
私の方が一人仕事で所得も低いので、同じ金額を払っていたら負担が大きくなるのは自分の方だなと思い自尊心が折れそうになりましたが思い切ってパートナーに相談しました。
結果、すんなり受け入れてくれました。ずっと私が、頑固で甘え下手で変にプライドが高いので、お金で主従関係ができてしまうのがとても嫌だったんです。
私たちはお金のことは完全に各々という考えでやってきました。お互い依存しないことが暗黙のルールでした。結婚できないんだから自分のことは全部自分で解決しなきゃいけないと思っていました。
職種は全く違うし付き合いはじめた頃はお互いの仕事や年収にそれほど興味がなかったんです。ちゃんと自立してて、仕事する人でお金にだらしなくない人なら良いかなくらいでした。
男女の婚姻関係と違い相続も何もありません。なので、各々でお金をやりくりするスタイルでしたが、今後50代、60代と歳を重ねるにつれ経済的にもある程度の協力が必要だと思い始めました。
私の人生で唯一頼った人
私は子供時代両親がゴタゴタしていていわゆるアダルトチルドレンでした。いつも不安そうで困った顔をしている母のことを守ることに日々翻弄されていました。いつのまにか自分の要求は押し殺して生きる習慣を身につけてしまいました。
いつのまにか人に頼るとか甘えるということを知らずに大人になっていたのですが、それは人生において時には不利になることに薄々気づいていました。自分が何を要求しているのか自分でもわからないことも。
数年前、カウンセリングを一定期間受けていた時期があって自分が作り上げてきた生き方のクセをメタ認知する作業を徹底的にやりました。それについては別な記事で書こうと思います。
それから少しずつですが、自分は本当はこうしたいと思ってることなど飲み込まずにあえて相手に話すように心がけています。パートナーは私の変化を喜んでくれています。
パートナーは勤務時間が長いので平日家事をする時間がないので私が在宅の時に家事をします。
時間がある人とお金がある人。それぞれお互い持ってるものを共有しあって生きてます。
話が逸れてしまいましたが、こんな感じで私たちは生活のやりくりをしています。最後まで読んでいただき、ありがとございました。
最近、スキやフォローをしていただく事が少しずつ増えてきて書くモチベーションになっています。ありがとう。