見出し画像

いろんな洋楽を聴くようになり、ついにメタリカに到達した私

こんにちは! 猿田信司です。

いろんな洋楽を聴くようになった私。

当時のアルフィーの曲も
ハードロックよりヘビーメタルと
言った方がいいんじゃないか?
と思うような曲が多くなっていました。

それに引っ張られるように、
私もよりヘビーなモノを好むようになっていました。

とは言え、何がいいのかとかさっぱりわかりません。

そこで、当時、レンタルCDというのがあったので、
いろんな洋楽をかたっぱしから借りて、聴いていました。

アイアンメイデン

レンタルCD屋さんで、
聞き覚えがあるバンド名を見ました。

そう、寮で同じ部屋だったH君が好きだと言ってた
「アイアンメイデン」
です。

ちなみに「アイアンメイデン」というのは、
中世にあった拷問道具の名前です。

アルバムタイトルが、バンド名と同じ、
「アイアンメイデン」というアルバムを、
借りて聴いてみました。

後で知ったのですが、ファーストアルバムでした。


聴いてみて、「なるほど」と思ったことがありました。

ベースをやってたH君が好きなはずです。

「アイアンメイデン」は全般的に
「ベースがメイン」のような曲が多かったのです。

ベースで始まる曲があったり、
カッコいいところでベースが目立っていたりと、
ベースをフィーチャーしてました。

調べてみたら、「アイアンメイデン」の
リーダーがベースの人らしいんです。


その中に、バンド名と同じ名前の
「アイアンメイデン」という曲があります。

短い曲なのですが、
この曲がめちゃめちゃカッコいい!!!

一発で気に入って、「アイアンメイデン」も聴くようになり、
「BURRRRN!!」という洋楽雑誌も読むようになりました。

メタリカ

雑誌を読むようになって知ったのですが、
当時これまでのヘビーメタルとは違う
「スラッシュメタル」というジャンルが伸びてきていました。

一言で言うと、「スラッシュメタル」は曲が速いんです。

「ハードコアパンク」と「ヘビーメタル」を融合したような音楽で、
16ビートでヘビーメタルをやるという感じです。


そこで、スラッシュメタル四天王と言われていたのが、
「メタリカ」「アンスラックス」「スレイヤー」「メガデス」
の4つのバンドでした。

当時、新しいジャンルだった「スラッシュメタル」には、
否定的な人も多かったようで、当時の雑誌のインタビューで
「メタリカ」のメンバーが「俺たちが嫌いなら近寄るな!」
と答えていたのを覚えています。


興味を持った私は、当時の最新アルバムだった
日本名で「メタルマスター」原題「マスターオブパペット」を
聴いてみたのです。

一曲目の「バッテリー」から衝撃でした。

「これ人間が弾いてるの?」と思うくらい
めちゃめちゃ速いんです。

ギターソロが速いというのは、
聴いたことありますし、
速弾きが流行っているのも知っていました。


しかし「メタリカ」は、
リズムギターがめちゃめちゃ速いんです。

後で知るのですが、それもリズムギターは
ダウンピッキングだけで弾いているのです。


普通、ギターを弾くときは、右手に持ったピックを、
オルタネイトピッキングと言われる、
上下に動かして弾くのですが、「メタリカ」のリズムギターは
下に動かすだけで弾いているのです。

簡単に言うと、普通の倍のスピードで弾いているのです。

それで、あの曲の速さ・・・・


二曲目で、アルバムタイトル曲である
「マスターオブパペット」は、
組曲のように様々な展開を見せる曲でした。

速いところもあったり、静かなところもあったり、
さらに曲も長かったりと、複数の曲を一曲にまとめたようでした。

「メタリカ」は全般的に、やかましいのは確かで、
好みが分かれるだろうとは思いましたが、
私は好きになり、よく聴くようになりました。


「メタリカ」は5枚目の通称「ブラックアルバム」から
シングルカットされた「ONE」という曲で、
世界的に大ブレイクします。

その後、メンバーのアルコール中毒や、メンバーチェンジ、
もめごともありましたが、バンドとしては今でも継続し、
「世界で最も成功したメタルバンド」と言われています。

ギネスブックにも「全ての大陸でコンサートをしたバンド」として
登録されています。

そう、「メタリカ」は南極大陸でも、
コンサートをしている唯一のバンドなんです。

メタリカ面白エピソード

大ブレイクして、メンバーもかなり
丸くなったのかと思っていたのですが、
面白いエピソードがあります。


6枚目のアルバム「ロード」の一曲が、
MTVで賞をもらい、生放送でライブを
やることになったそうなんです。

当初はその曲を演奏する予定だったのですが、
リハーサル中にヒドイ扱いを受けたり
いろいろ言われたりして、
メンバーがブチギレたらしいのです。

そこで、メンバーで話し合い、本番5分前に急遽、
演奏する曲を変更しました。


その曲は、ハードコアパンクバンドのカバー曲
「SO WHAT?」という曲で、
ヤギとやったとか、とにかく下品な曲で、
曲中「FU〇K」を言いまくる曲なんです。

当然、アメリカでは「F〇CK」は放送禁止用語です。

しかし、生放送のライブなので、
カットされることもなく
全てそのまま流されました(笑)


アメリカのテレビ史上、最も多く
「FU〇K」が流れた放送になりました(笑)

さらに、メンバーが曲が終わった後も、
マイクスタンドを蹴り倒したり、
ドラムセットを破壊したりしていました。

そうとう怒ってたみたいです。

売れて落ち着いたのかと思ったら、
本質は変わっていなかったという話でした。

今でも聴いています

「メタリカ」は今でも大好きで、時々聴いています。

正直に言うと、今では「アルフィー」より好きです(笑)


初期に比べると、後期は、かなり落ち着いた曲調の曲
が多いのですが、相変わらず速い曲もあります。

メンバーも、おじさんから、おじいさんの領域に
入ってきていますが、元気そうです(笑)

このまま元気に演奏してもらいたいです!!


最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

猿田信司の人生で起こったいろんなこと
私のつたない人生・文章でも、面白いと思っていただけたらサポートしてくださるとうれしいです(^^)