子供の頃棟上げを手伝った話
こんにちは! 猿田信司です。
あなたは「棟上げ」って知っていますか?
私の家は貧乏だったので、家を建てたりはしなかったのですが、
私が子供の頃、父方の親戚が、本家の家を建てていました。
両親の葬儀にも参加してくれた、めちゃめちゃ年は離れていますが
私にとっては従兄にあたる人が建てた家です。
私が子供の頃に、家を建ててるんですから、
その年齢差はお分かりいただけると思います。
私の感覚では、親戚のおじさんなんですけどね。
家を建てるときに、基礎工事や柱、屋根といった
骨組みができたところで、行うのが「棟上げ」です。
なぜか参加
親戚の家ができようが、私の家にはあまり関係ないと思うのですが、
なぜか、両親につれられて、棟上げに参加することになりました。
あまりにも子供過ぎて、記憶もかなり薄いのですが、
棟上げに参加したことは覚えています。
ものすごい晴れの日でした。
すごく大きな立派な家でした。
骨組みだけしかできていない屋根に上がって、
袋に入った小さなお餅を投げました。
骨組みだけなので、めちゃめちゃ怖かったです。
私が怖がったので、一回か二回、お餅を投げた所で
両親に連れられて降りたのを覚えてます。
お祝い
その後は、お祝いで食べ物が用意されていました。
私はお菓子ばかり食べてたのを覚えてます。
わけがわからず、「お菓子食べれてラッキー!」
くらいしか思いませんでした。
父方の親戚の家は、かなり田舎で、
周りも田んぼばかりでした。
周りの人とのつながりが重要ですから
「棟上げ」をしたんでしょうね。
私自身も、その時以来、「棟上げ」をしてるのを
見たことがないので、普通はやらないのでしょう。
その後
その後、大人になってからも、
出来上がった立派な家に、
両親を連れて行っていました。
車なんて、何台でも停められるくらい大きな家です。
もう、お屋敷です。
私にとっては、高い所に昇って怖かったのと、
お菓子が食べられたラッキーな「棟上げ」でした。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。