不人気だけど個人的に大好きなウルトラマンネクサス
こんにちは! 猿田信司です。
私は子供の頃から、
ウルトラマンシリーズが好きでしたが、
「ウルトラマンメビウス」のほかにも、
大好きなウルトラマンがいます。
それが「ウルトラマンネクサス」です。
「ウルトラマンネクサス」は子供に不人気で、視聴率が取れず、
打ち切りになった珍しいウルトラマンです。
そのせいか、次作「ウルトラマンマックス」は
原点回帰で、子供向け、昭和ウルトラマンの怪獣が出る
ウルトラマンシリーズになりました。
さらにその次作「ウルトラマンメビウス」で、
完全に昭和ウルトラマンに回帰し、大ヒットしました。
ですが、私は「ウルトラマンネクサス」が大好きなんです!!
ウルトラマンネクサス
「ウルトラマンネクサス」は2004年に放送されていた
ウルトラマンシリーズで、私自身もレンタルDVDで、
「ウルトラマンメビウス」を見た後に見ました。
「ウルトラマンネクサス」は、
これまでの子供向けだったウルトラマンシリーズとは違い、
大人向けに作られていました。
大人の鑑賞に耐えうるドラマなので、
とにかく話が暗く、ホラー風で怖いのです。
さらに、この作品での怪獣「スペースビースト」は
人間をむしゃむしゃ食べます。
巨大化もしますが、人間サイズにもなって、
人間を捕食するんです。
不人気で打ち切りになったのも、
子供たちが怖くて見なかったからなのです(笑)
さらに、ストーリーも子供には難解です。
主人公の恋人が、実は半年前に死んでいて、
それも防衛組織の副隊長が敵に洗脳されて
その副隊長によって殺され、死んだ後も操られていた。
こんな、子供にとってはトラウマものの話も普通にあるのです。
ウルトラマンシリーズとしても、これまでのシリーズから
完全に独立したウルトラマンです。
実は、「ウルトラマンネクサス」は
「ウルトラNプロジェクト」という、
新しいウルトラマンシリーズを生み出そうとした一環で
生まれたウルトラマンなのです。
ウルトラマンネクサスの特徴
ウルトラマンネクサスの大きな特徴として、
シリーズの中でも、変身者が変わる
というのがあります。
変身能力が受け継がれ、お話しの中で、
4人がウルトラマンネクサスに変身します。
さらに、物語の主人公「孤門 一輝」が
最初はウルトラマンネクサスに変身しません。
主人公が、防衛組織「TLT」(ティルト)
に入るのですが、ウルトラマンネクサスの変身者は別です。
これまでのウルトラマンとは全く違うのです。
そして、この防衛組織「TLT」が、
尋常じゃない秘密体質です。
怪獣を見た人の記憶を消してまわるくらい、
徹底的に秘密体質なんです。
それは、怪獣「スペースビースト」が、
人間の恐怖を餌にしているため、
人々が恐怖を感じないよう、怪獣を見た人の記憶を
消してまわる組織「メモリーポリス」があるのです。
さらに、防衛組織としては、歴代と比べても最強で、
ウルトラマンネクサスの必殺技である
「オーバーレイ・シュトローム」と同等の威力の
「ウルティメットバニッシャー」が使える戦闘機を持っています。
これまでの、出てきてはやられるだけの防衛組織とは大違いです。
ですが、敵は最強の防衛組織「TLT」でもかなわないほど
強く狡猾で、「見えざる手」「アンノウンハンド」として暗躍し、
ウルトラマンネクサスですら、負けることがあります。
ウルトラマンネクサスの好きなところ
私が「ウルトラマンネクサス」が好きなのは、
やはり重厚なストーリー展開でしょう。
第一話から、きっちり伏線が張られていて、
あっと驚くようなストーリーで、
ストーリー展開も熱く、納得のいく終わり方で、
見始めると止められないくらい面白いんです。
第一話から出ていた、あの人が!!
と私が見ても驚かされました。
変身者が、「絆~NEXUS~」で受け継がれていくのも良いし、
最終話のあの驚く展開も、素晴らしい!!
最終話がちょっと詰め込み過ぎだったので、
打ち切られなかったら、もっと面白かったんでしょうね。
確かに、子供向け番組、としては失敗だったのでしょう。
ホラーな展開に、子供がついていけなかったのも確かです。
ですが、「大人の鑑賞に耐えうるウルトラマン」、
という意味では、確実に成功していると私は思います。
平成以降の「仮面ライダーシリーズ」は、
大人向けに難しいストーリー展開になっています。
同時に放送されている、「スーパー戦隊シリーズ」が、
子供向けの役割を担っていて、
大人向けの仮面ライダーシリーズとの
バランスもとれているのかもしれません。
ですが、「ウルトラマンシリーズ」は、一つなので
子供向けに作らざるを得ない部分が大きいのでしょう。
挑戦し、当時の結果としては打ち切りになった
「ウルトラマンネクサス」ですが、
個人的には大好きなんです!!
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。