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高校生の時前歯が一本無くなった私

こんにちは! 猿田信司です。

子供のころ、親に騙されて歯の手術をしました。

手術自体は良かったのですが、その手術した前歯には、
歯ぐきと歯の間にちょっとした隙間がありました。

歯みがきは普通にしていたはずなんですが、
最悪なことに、中学生のころ、
その隙間から虫歯になってしまいました。

ですが、痛みもなくて、歯医者も嫌いでしたから、
そのまま放置してしまったんです。

そのことで、最悪な事態になってしまいました。

高校生のころ

高校生になった頃には、
虫歯がかなり進行していました。

歯の先からではなく、
歯ぐき近くの歯の根元から真横に
虫歯が進行して、歯がグラグラしてました。

それでも、痛くないし、
歯医者にも行きたくないので、
虫歯を放置してました。

むしろ、舌でその歯をいじると、
カチカチ音がするのが楽しくて、
いじるのがクセみたいになっていました。

それからしばらく後、高一の夏のことです。

歯が折れました

自宅で、ご飯を食べていた時のことです。

食べていると「パキッ」という感覚があって、
何かすごく固いものが口に残りました。

何だろうと、手に取ってみると、歯でした。

虫歯になっていた歯が、
根元からポッキリ折れていました。

最悪です。


高一というと、思春期真っただ中です。

こんな状態で高校に行ったら、
「歯抜け」とか言われるのが、
目に見えてます。

ですが、今みたいに「24時間やってる歯医者」
とかもないので、どうしようもありません。

親とも話して、次の日は学校を休み、
歯医者に行くことになりました。

歯医者で

次の日は、朝から歯医者に行きました。

「なんでこうなるまで放っておいたのか!」と
歯医者さんにめっちゃ怒られました。

こうなってしまうと、折れた歯を治すのは不可能で、
折れた歯の根元を抜いて、両側の歯を削って
ブリッジを作るしかないそうでした。

それも、抜いた歯の歯ぐきが安定するまでは、
ブリッジも作れないそうでした。

つまり、しばらくの間は
前歯が無い状態で過ごさないといけない、
ということです。


コロナ禍の今なら、マスクをして隠す
という方法もあるんですけど、
当時はそんなこともできず、
前歯が無い状態をさらけ出すしかありませんでした。

なんというか、いろいろな意味で吹っ切れました。


折れた歯の根元を抜くのは、次回ということになり、
その日はそのまま家に帰りました。

気分は最悪ですが、自業自得です。

高校で

いつまでも休むわけにもいかないので、
次の日から高校に行きました。

「めちゃくちゃイジられる」と思っていましたが、
多少は言われましたけど、
自分で思っているほどではありませんでした。

「まぁそういうこともあるよね」という感じです。


私が行っていたのが、商業高校で、
クラスに男子が10人くらいしかいなくて、
結構仲が良かったのも関係あるのかもしれません。

いや~助かりました。

その後ブリッジを作りました

その後、歯の根元を抜き、一月ほどしてから、
折れた歯の左右を削って、
歯3本分のブリッジを作りました。

左右の歯の、上から被せるようにしたものです。

ブリッジのために、健康な歯を削るというのは、
ちょっと嫌な感じがしましたが、
ほかに方法はありません。

これで、やっと「歯抜け」を脱することができました。


しかし、ブリッジというのは、
永久に使えるものではありません。

後で、そのことに気づかされるのですが、
その話は別の機会にします。


あなたも、お子さんとかいらっしゃったら、
歯医者にはマメに行かせることをおすすめします。

痛くないからと虫歯を放置していたら、
私のようなことになりますよ。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。


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