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地獄のような大腸内視鏡検査をした時の私

こんにちは! 猿田信司です。

あなたは、大腸内視鏡検査って知っていますか?

私は、一度だけやったことがあるのですが、
あまりの大変さに、もう二度とやりたくない
と思うくらいでした。

その時の話です。

検便でひっかかりました

私が、まだ会社勤めをしていた時です。

私がいた会社は、良い会社で、
毎年定期健診がありました。

さらに、ある程度の年齢、おじさんになると、
より詳しい人間ドックに代わりました。


その時、検便もあって、数日前から
自分のウンチを採取しました。

それまでは、あまり検査で引っかかったこと
がなかったんですが、とある年に、
要再検査になってしまいました。


それが、「便潜血」という項目で、簡単にいうと、
ウンチに血が混じっている状態でした。

大腸がんがある場合に、ウンチがこすれて
血が出ることがあるようで、それを疑われたみたいです。

会社指定の病院で、絶対に受けないといけないらしく、
めんどくさいと思いましたが、
言われた病院に検査を予約を入れました。

私は、何を検査するのかも知らず、
軽く考えていました。

大腸内視鏡検査をするらしい

病院に予約したときに、
「予約日の一週間前に来てください」
と言われました。

「なぜ?」と思いましたが、律儀な私は、
言われたとおりに、検査の一週間前に
検査をする病院に行きました。


すると、ビニールのパックのようなものと、
紙を渡されました。

その紙には、「大腸内視鏡検査を受けるとき」
みたいなことが書いてありました。

もう「大腸内視鏡検査」という響きだけで、
イヤな予感しかしませんね。

「大腸内視鏡検査」を簡単に言うと、
肛門から胃カメラの時に使うようなカメラを入れて、
大腸を調べる検査です。


その紙には、大腸内視鏡検査をする際に、
やらないといけないことが書いてありました。

ビニールのパックには、粉状のモノが入っていて、
水を入れて飲む下剤のようでした。

この下剤で、ウンチが透明になるまで、
出し続けないといけないようでした。

ほかにも、二日前くらいから、食べるものも、
消化のいいものにしないといけないらしいです。

「マジ最悪・・・」

ですが、予約もしてるし、会社強制なので、
バックレることもできません。

検査二日前から

検査に備えるために、まず、
「消化にいいものって何?」
から始まりました。

普段、消化にいいかどうか、
なんて気にしたこともないですよね。

調べたところでは、「うどん」が消化がいいらしい。

それも、「素うどん」が良くて、
「ネギ」は消化が悪いので厳禁らしいんです。


そこで、検査二日前から、
カップ麺のうどんばかり食べてました。

具は捨てて、ネギもよけて、うどんの麺だけです。

まずは、これがツラかったです。

やはり、食い足りない。

「腹減ったぁ」と思いつつ我慢していました。

検査当日

検査当日の朝は、6時に起きました。

検査自体は11時なんですが、
これから下剤を飲んで、
ウンチが透明になるようにしないといけません。

生まれてこの方、透明なウンチなんて見たことないので、
「透明になるんだろうか?」と思いつつ・・・


前日の夜に、パックに水を入れて、
冷蔵庫に入れておきました。

その下剤の量は、二リットル。

これを、朝6時から、コップで少しづつ飲みつつ、
便意を感じたらトイレに行く、
というのを繰り返しました。

さらに、この下剤が壊滅的に不味い(マズい)

これもツラかったです。


正直、「普通に働いた方がラクだわ」
「なんでこんなことしないといけないの?」
と思うくらい、下剤とトイレのコンボはキツかったです。

これを4時間くらい続けて、
下剤をすべて飲みました。

この時点では、かなり色が薄くなってはいましたが、
まだ透明にはなっていませんでした。

検査する病院へ車で向かう

検査の時間が近づいていたので、
車で病院に向かうことにしました。

ですが、運転中に便意が来たら、
我慢できる自信がありません。

病院までは、車で15分ほど。

家を出る前に、出来るだけ出して、
便意が来ないことを祈りました。

ちなみに、この時点でも、
まだ透明ではありませんでした。

ウンチしすぎで、お尻もヒリヒリしてました。


急いで病院へ向かい、病院についてすぐに便意が来て、
その病院でやっと透明なウンチになりました。

透明なウンチというか、透明な水でしたけど。

このことを、看護師さんに報告すると、
検査の準備をすることになりました。

いよいよ大腸内視鏡検査

お尻が開いている検査着に着替え、
大腸の動きを抑える薬と、
鎮静剤を注射されました。


この鎮静剤、人によっては寝てしまうくらいなんですが、
胃カメラの時もそうなんですが、私には全く効きません。

眠くもならないし、意識もはっきりしてるし、
完全に普段どおりです。

なので、胃カメラの時も地獄なんですが、
今回は肛門です。

ここからが、本当に最悪でした。


肛門に塗る麻酔を塗られ、カメラが挿入されました。

「イタタタタタタタタタタタタタタタ」

このカメラ、絶えず空気を放出して
大腸を広げているらしく、
めちゃめちゃ痛いんです。

なんというか、おならが溜まっている痛さ
に近い感じがしました。

意識がはっきりしているので、余計にツラい。

なぜ、私は鎮静剤が効かないのか?


カメラが大腸のどこにあるのか、わかるくらいでした。

「今引っかかってる イタタタタタタタ」

曲がり角で、引っかかったりするのもわかりました。

「マジで早く終わってくれ・・・・」


大腸の奥の方まで調べてもらったところ、
肛門のすぐ近くにポリープができていて、
そこから出血したようで、大腸がんではありませんでした。

先生に「ポリープ今切っちゃおうか?」と言われ、
カメラにそういう機能もあるらしく、切ってもらいました。

大腸に痛覚は無いらしく、痛くもなんともなかったです。


30分ほどで、検査は終わりましたが、
私にとっては、近年まれに見る
最悪な体験でした。

まさに地獄!!

できることなら、
絶対にもう二度とやりたくない検査です。


最後までお読みくださり、
ありがとうございました。


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