今話題のChatGPTさんにスポーツベッティングの課題について聞いてみた
オープンチャットAIツール「ChatGPT」さんの使い方を考えています。SNSやYoutubeを見ていると既視感のある盛り上がりですが、ツールとして便利に使えればなと思っていて、黎明期に良いおつきあいをし少しでも仕事の手数(最近はタスクって言ったりもする)を減らしたいものです。
少なくとも↓みたいな使い方はとても有効だと思うんですよね。
とは言っても、まだまだ専門性の高いことはボヤっとしか答えてくれません。「ライナーズのディフェンスを改善するには?」と聞いても「うんまあそりゃね」な一般論が返ってきます。
一方で、MBAの試験問題には的確に答えられるという話もあって、情報がたくさんあって一般的な答えを用意できる問いなら使えるのかと思い、聞いてみたのは
Q.スポーツベッティングの日本における2022年時点での課題について答えよ
スポーツベッティングとは我々の仕事にも関わる、スポーツを対象とした賭けのビジネス。
日本で認められているギャンブルは三競オートと呼ばれる競馬・競艇・競輪・オートレースの公営ギャンブルと、宝くじやtotoなどの富くじ系。
ところが、日本って実はギャンブル大国。適法の範囲内でパチンコがあるので需要があるのは誰が見ても明らか。社会悪のイメージが定着してしまったパチンコから流れるように潜在客はソーシャルゲーム(ガチャとか)に流れ、さらなるネットの発展により今は海外のベッティングサービスを使ってギャンブルに興じる人もいると言います。4000万円を海外のオンラインカジノで溶かした話も、氷山に一角なのでしょう。
もっと大きな課題は、スポーツ大国である日本の競技が世界中の賭けの対象になっているという現実です。サッカーや野球だけでなく、多種多彩な競技が年間を通して日本中で開催され、その多くはネットで配信されています。
これが多くの海外ベッティング事業者の商品とされ、賭けの対象になっています。世界のベッティング愛好者から、日本の競技はベッティングの対象として親しまれています。が、日本ではそもそも賭けが禁止なのでなにもリアクションできない。
昨日、週刊ひがしおおさかが行った近畿高校ラグビー大会のライブ配信も、バッティングの対象になっている可能性すらあります。
日本の市場で勝手に海外事業者がビジネスをして、日本に1円も落ちていない現状に、IOC(国際オリンピック委員会)の委員でもある太田雄貴さんも、以下の記事で矛盾を指摘しています。
以上のことから、スポーツベッティングが段階的に開放されることは、ほぼ確実ではないかと私は考えています。それに伴い競技団体やチーム、選手個人を取り巻く環境も大きく変化するでしょう。
ということで、そのスタートアップにどのような課題があるのかChatGPTさんに聞いてみました。以下返答です。
2022年時点での日本におけるスポーツベッティングの課題は以下のように挙げられます
まだ合法化が進んでいない: スポーツベッティングは、日本では一部の競馬や競輪、オートレースなどの公営ギャンブルを除いて違法とされています。そのため、スポーツベッティングを合法化するためには、法律の改正が必要です。
規制が厳しい: スポーツベッティングが合法化されても、競馬や競輪などの公営ギャンブルと同様に、規制が厳しくなる可能性があります。そのため、スポーツベッティングの自由度が低くなることが予想されます。
初心者にとって敷居が高い: スポーツベッティングは、予測することが難しく、初心者にとっては敷居が高いと感じることがあります。また、情報収集や分析に時間がかかるため、手軽に楽しめるギャンブルとは言えないこともあります。
マッチ-fixingの問題: スポーツベッティングは、マッチ-fixingの可能性があるため、スポーツ界に悪影響を与える可能性があります。そのため、スポーツベッティングが合法化される場合には、十分な対策が必要です。
海外との競争力: 日本におけるスポーツベッティングが合法化される場合、海外のスポーツベッティング業者との競争にさらされることになります。そのため、国内のスポーツベッティング業者が海外と競争するための戦略が必要となります。
なかなか面白い課題を挙げてくれたChatGPTさん。専門家には当たり前のことでも、門外漢には調べるのに時間がかかることをしっかりまとめてくれています。
世間一般の評価はおいといて、自分にとって有益な情報が返ってくる工夫を積み上げていかなきゃいけませんね。検索と出会ったとき、私たちが始めたように。
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