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スクープ

特ダネのこと。他の新聞や放送が報道していない重要ニュースを独占的にいちはやく報道すること。またその記事。ある社が特ダネを報道したとき,残りの社は「特落ち」ということになる。

先週の土曜日、週刊ひがしおおさかはスクープを出しました。
東京・秩父宮ラグビー場で行われたサンウルブズ対ワラターズの試合で、脳しんとうのため途中退場したサミシ・マシレワ選手。実は打ったのは頭ではなく首で、退場は何かの間違いだと。

スーパーラグビーのあとのミックスゾーンは、基本的に通訳は1人。その通訳も有名選手につくので、マシレワと話すには英語ができなきゃいけない。
週刊ひがしおおさかにももちろん英語をしゃべれる人はいません。

が、手伝っていただいたいるカメラマンさんが、英語を使うお仕事をしてる。

ということで、自然と単独インタビューになり、自然とうちしか載せていない記事になった。これが、Twitterでも盛り上がってすごい勢いで読まれたんです。ちょっとした週ひがブーム。ま、どこも後追い記事は書かなかったけど(当たり前)。

これってスクープ?

そして今日、他社に先んじて一つの記事を書きました。他社が配信する前に、ビシッと。決めてやりましたよええ。

3月7日(木)オープン!布施の近鉄百貨店、食品売場が11年ぶり大規模リニューアル

布施の近鉄百貨店がリニューアルです。規模は小さけれど、ちゃんとした百貨店。記者ミホロボットは「うちの母はお歳暮と言えば布施の近鉄百貨店だった。」とノリノリで書いたのです。間違いなくどこのメディアよりも早かった。
で、こちらもちゃんと読まれたのですが、マシレワほどじゃない。これってスクープなんでしょうか?

たびたびネットで話題になりますが、スクープの定義ってマスコミ目線です。冒頭であげたのが、国語辞典で調べたスクープの定義なのですが、読者の視点が入っていません。入れようがないんだけどね。

週刊ひがしおおさかの記事は、なるべく他に出ていないネタを取り上げようとしています。逆に後追いになる場合は、とことん掘り下げたい。
近鉄百貨店の記事でも、そこが東大阪人にとってどのような存在だったのか、ちゃんと書くようにしています。

東大阪にもいっぱいWEBメディアあります。だから差別化していかないと。逆に、東大阪に関わるニュースが大新聞やTVで取り上げられた時に読者の皆さんから

「週ひがさんならなんて書くんだろう」

と期待してもらえる媒体でありたい。毎日、どこにもないニュース、誰も書かない切り口で書いていけたらと思いながら、重要ニュースかどうかわからない情報を出していこうとがんばっています。

明日はどんな記事を書こうかなぁ。

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前田寛文@週刊ひがしおおさかの編集長
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