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庵野秀明展について

昨日、庵野秀明展に行ってきました。

子どもの頃に父が「社会現象になるほどの作品は
どんなものなのか興味が湧いた」と言って、

エヴァの漫画を買ってきたのが
多分エヴァを知るようになったキッカケだと思う。


休日は混むだろうなぁとGWの間の平日に行ったけど
それでもなかなか人が多かった!

お父さん世代が多いのは昔からいろんな作品に携わってこられたからなんだろうな。

自分は庵野さんが関わったウルトラマンも仮面ライダーも通ってきていないけど、それでも完成していく様を見ると

何かが生まれていく工程はすごくワクワクする。

そして、画コンテに書かれているメモを読んでて
なんとなく庵野さんがワクワクしながら
作ってらっしゃるんだろうなと思った。


シン・ゴジラは見たことがあったので、

知ってる作品だと尚更嬉しい。

ゴジラってこんな尻尾太くて長かったんだーと
ひたすら感心しながら見てた。


そしてジブリの風の谷のナウシカ!!

子どもの頃はすごく怖かったから
大人になってからの方が好きになった気がする。

巨神兵や王蟲のシーンの画コンテを見てると
そのシーンを思い出したけど

作品を見ながら誰がどんな風に作ってるとか
正直今まで考えたこともなかったなって。

どの作品のどのシーンもこうやって
一つずつ誰かの手で作られているんだな。


そして待ちに待ったエヴァ!!!

ブースに近づくにつれて残酷な天使のテーゼが
聞こえ出してソワソワしてしまう。

兵器の中では初号機が1番かっこよくて好き。

膝立ちしてから走り出すところと
ATフィールドをブチ破るところが好き。

空を仰いで叫ぶシーンもゾクゾクして好き。


キャラクターの中では綾波レイ🏆
静かで淡白なのに好きな物だけ固執するのが可愛い。
昨年のシンエヴァの可愛さは歴史に残る。


使徒の中で1番はラミエル💎
幾何学な動きと不思議な音が好き。

あと、ラミエルの回は、
レイちゃんの「あなたは死なないわ」や
「みんなとの」と大好きなシーンもあったので
個人的にすごく好きな回。


好きな作品の好きなキャラのことが書かれていると
こんな風にイメージされていたのか!と
改めて知れたのが嬉しくて、
またアニメを見返したくなる。


エヴァってすごく"考察"が多いイメージがあって

こういう意図が隠されている。
こういう描写には意味がある。

ってみんな色んなことを探しまくってる気がする。

絵本のミッケみたいだなっていつも思う。


人の考察を読んで「なるほど!」と思うこともあれば
「え、そうかな…?」と思うこともあるし


人によって受け取り方が無限に広がるのが

とてもよくわかる作品だなと改めて思った。



子どもの頃に初めて見た時は、

シンジくん突然連れてこられて
お父さんにも冷たくされて可哀想。
ってずっと思ってた。



でも大人になってから見てると

いつまでも引きこもっても仕方ないから
頑張らないと!!って思うようになって

あんなにシンジくんと同じ目線だったのに
いつのまにか大人の目線になっててすごくハッとした。



もっと歳を重ねて、今度はゲンドウと同じくらいになった時、自分はどんな気持ちになるんだろう。


それもそれで楽しみではある。
22:52



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