症例:反ワクチン反コロナ
症例80代男性
認知症・既病歴あり大腸癌など
ワクチン非摂取のまま新型コロナウィルスに罹患。
娘の強い意向により、
ファーストオピニオンにて、反コロナ反ワクチンを主張する医院を受診。
栄養点滴のみの対処だったとのこと。
1週間経過後、高熱状態が続き公災指定医療機関にて再受診、即時入院となる。退院後幻覚・幻聴が出現。認知症を発症。排泄障害出現。徘徊あり。不穏出現。娘の介護なし。
202x年春
近所に桜を観にいくも500㍍ほどの距離がきつく、縁石に座り、休みながら往復。
202x年秋
リハビリを行うデイサービスに登録するも、気持ちが乗らず欠席が多くなる。
202x年冬
せん妄と排泄障害が強くなり、ところ構わず失禁をしてしまう。その際、着衣していた衣服、リハビリパンツを脱いでしまう。
202X+1年夏
不穏が出現。夕方になると攻撃的になる。
鍼灸施術後、機嫌はよい。お喋りをするがせん妄が入り会話の内容は支離滅裂である。食欲もあり、バイタルは安定。時々薬の服用を嫌がる。
筋トレ、スクワットや足上げ、キック、足踏みなど共に行う。