ついで診療、液体窒素
肌が弱い方だ。
自分でも気持ちが悪いくらい色白なので、太陽光も痛い。日光に当たれば赤く痒くなり、汗をかけばかぶれる。
今年の夏は異常な暑さだったし、仕事柄外に出る事が多かったから、毎日ビショビショに汗をかいていた。
まぶたに汗がたまるせいか、まぶたの周りが赤くなり、痒くなった。
しばらく様子をみても良くならないため、皮膚科に行く事にした。
まぶたのかぶれを診てもらうついでに、最近指にできたイボっぽいのも診てもらう事にした。
病院で自分の順番がきた。
優しい感じの先生だ。まぶたの症状を話すと、一番弱いステロイドの塗り薬を処方された。
ステロイドか。。。とは思ったが、以前違う病院の先生は、ワセリンだけの処方でなかなか良くならなかった。
今回は少量の薬を塗って、短期で治そうと思った。
「あ、あと、ついでにいいですか?」
指のイボを診てもらった。
何か薬でも塗れば治るヤツだろうと考えていたが、まさかのウイルス性イボだった。
あまり刺激したり触ったりすると、どんどん増えるらしい。
「液体窒素で治療しときましょう」
と、先生が私に説明してる後ろで、看護師の女性が液体窒素の準備をしている。あれが液体窒素?と、見ていると
綿棒みたいなのを幹部に押し付けられた。
首周りの小さいイボも診てもらえませんか?と言いたかったけど、
「ついでに診療」にもほどがあるなと伝えるのを諦めた。
美容皮膚科に行ってみようかなと思った。