スイッチを切り替える
本来の自分の性格はネクラなのだ。
なのに、今の仕事はコミュニケーションが重要な接客販売だ。
そのうえ、お客さんに購入してもらうために様々な営業をしなくてはならない。
この仕事を始めてすぐに、向いてないから辞めようとしていた。それなのに未だに続けている。
今でも、この仕事は向いてないと思いながら働いている。分かっているのに、動けない自分に嫌気がさしながら。
自分の気分を奮い立たせて、テンション高めに、よそ行きの声で、ニコニコして常に周りに気を使いながら働く。
お客さん一人一人の話を伺い、時に嫌なことを言われたりもしながら、自分の感情の起伏をコントロールしながら働く。
かなりのHPを失う。
今となっては、仕事のスイッチが入ると割りきって動けるようになってしまった。
しかも、お客さんの話を聞くのは面白いと思えるようになった。色々な人がいて、一つ一つにストーリーがあるなぁと。
同じ会社の人で、自分と同じように接客販売業は向いてないと自覚している人がいた。その人は、あえてそういう場所に身を置いているというような事を話していたらしい。
なぜなら、性格的に人と触れ合っていないと、社会の中には居られなくなりそうだからとのこと。
そんな考え方もあるのか。。。と、その話を聞いた時に思った。
それは、
自分の世界に埋もれてしまう事を危惧したという事でもあるのかな?だとすると、共感できる。
休日、誰にも会わない時はスイッチを切っている。私は自分の世界に引きこもる。
でも最近、外出時、人と触れ合う時はスイッチを入れた方がいいなぁと感じる事が多い。電話の時も。
人に不快な思いをさせそうだからだ。
あぁ!
ここでも気を使っている!!嫌だ!休日なのに!
。。。そしてそんな気持ちの日は、家から一歩も出ず部屋の中で過ごすのです。。。