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最近読んだ本「ヒトの壁」「日本の進む道」

ヒトの壁      養老孟司
日本の進む道       養老孟司・藻谷浩介

最近、養老さんとの対談形式の本がたくさん出ているその中で、「日本の進む道」を立ち読みし、内容が面白そうなので購入。
成長とは何だったのか?というテーマでお二人が対談。この本で初めて藻谷さんという方を知りました。
地域エコノミストだそうです。

日本のあらゆる問題を語り合っていて、勉強になりました。
自分も感じていることを、的確に言葉にしてくれてました。そうそう!私もソレ気になってた!ってことが議論されていて面白かった。

日本の過疎地域は、世界から見たら適疎(適密)である、といのは「へぇー!」でした。逆に、都市部が過密過ぎて異常ということなのでしょうね。
本の中で、必ずくる南海トラフ大地震にふれていて、大地震についての議論ができていない、考えないようにしているんじゃないかと書いてました。
都市部に何もかも集中しすぎていて、
大地震が起こって、被害が大きく出たあとどうするのかと。

確かに。
自分も真剣に考えなければ。。。

「ヒトの壁」は、養老さんの人生や、養老さんの世の中についての考えが書かれていて、面白かった。
印象に残ったのは
医学部でて、解剖学していた人なのに、病院の検査が大嫌いらしく、なんだか可愛いなと思ってしまった。
注射が嫌いとかではなく、医療制度に完全に巻き込まれるかららしいけど。

どちらも、考えさせられる内容が満載な本なのに、上手な感想を書けない自分が歯がゆい。。。

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