Windows版 IBM Db2 Community Edition(v11.5)を使ったデータベースを作成
IBM Db2 Community Editionをインストール後の設定となります。最低限必要なコマンドを記載しています。必要に応じてオプションを付与してください。
Db2サーバー上で検証しております。
多くのサイトでは 【u】オプションを使ってユーザー名とパスワードが指定されているかともいますが、ここではログインユーザーでの作業としているため省略しています。
データベースとテーブルの作成と確認
【スタート】をクリックして【IBM DB2 ****(デフォルト)】→【DB2 コマンド・ウインドウ - 管理者】を選択
db2ilist #インスタンスの一覧を確認します。
db2 get instance #現在のインスタンスを確認します。
db2 create db TESTDB #「TESTDB」というデータベースを作成します。
db2 list db directory #データベースの一覧を確認します。
db2 connect to TESTDB #「TESTDB」というデータベースに接続します。
db2 create table TEST_TABLE (MYNUMBER CHAR(12) NOT NULL, MYNAME CHAR(100))
#「TEST_TABLE」というテーブルを作成します。
db2 list tables #テーブルの一覧を確認します。
サクサクと記載しましたが、上記のコマンドでデータベースの作成・確認、テーブルの作成・確認が可能です。
注意:データベースの作成には少々時間がかかります。
テーブルとデータベースの削除と確認
さっそくですが、作成したテーブルとデータベースを削除してみましょう。
なお、つづきの為、データベースには接続されている状態です。
db2 drop table TEST_TABLE #「TEST_TABLE」というテーブルを削除します。
db2 list tables #テーブルの一覧を確認します。
db2 terminate #「TESTDB」というデータベースから切断します。
db2 drop DB TESTDB #「TESTDB」というデータベースを削除します。
db2 list db directory #データベースの一覧を確認します。
こちらもサクサクと記載しましたが、上記のコマンドでテーブルの削除・確認、データベースの削除・確認が可能です。
その他「インスタンス」も作成・削除が可能です。
db2ilist #インスタンスの一覧を確認します。
db2stop #インスタンスを停止します。
db2idrop DB2 #「DB2」というインスタンスを削除します。
db2ilist #インスタンスの一覧を確認します。
db2icrt DB2 #「DB2」というインスタンスを作成します。
db2ilist #インスタンスの一覧を確認します。
db2start #インスタンスを起動します。
「インスタンス」の停止・削除・作成となります。
なお、データベース[TESTDB]とテーブル[TEST_TABLE]を再作成しておくと作成予定の記事で検証が同じコマンドで行えます。