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IISと連携したPHPからIBM Db2 Community Edition(v11.5)への接続(準備編)

上記で設定したPHPからIBM Db2 Community Editionへ接続します。

Db2 Community EditionにPDO接続を行う準備

CentOSでは、PDO_IBMと呼ばれるドライバを使っていたのですが、本ドライバの最新バージョンはWindows用として提供されているのを見つけられず、かなり古いバージョンはもちろん動かずといった具合でした。

その中で【PDO_ODBC】が見つかり以下のような記載がありました。

PDO_ODBC は PHP Data Objects (PDO) インターフェイスを実装したドライバで、 PHP から ODBC ドライバあるいは IBM DB2 Call Level Interface (DB2 CLI) ライブラリを使用した データベースへのアクセスが可能となります。

https://www.php.net/pdo_odbc

WindowsのデータベースコネクタといえばODBCですね。
ただ、個人的にこのドライバの選択は躊躇いたしました。
【システムのDSNに登録されている】って、ある意味面倒・・・(笑)

Windows では、php_pdo_odbc.dll をエクステンションとして php.ini で有効にする必要があります。 これは Windows ODBC ドライバマネージャに対してリンクされており、 システムの DSN に登録されているあらゆるデータベースに対して PHP から接続することができます。

https://www.php.net/pdo_odbc

PDO_ODBCの有効化

【php.ini】の変更を行います。

C:\PHP-NTS\8.1\php.ini

(939行目付近)
extension=pdo_odbc

pdo_odbcのコメントを外して有効化します。
 その後、IISを再起動しましょう。
phpinfo()を確認します。

PDO drivesに【ODBC】が追加され、【PDO_ODBC】のカテゴリが追加されたことがわかります。
IISと連携したPHPから【Db2 Community Edition】というより【ODBC-DSN】への接続準備が整いました。という感じでしょうか。

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