自分の”快”ばかり求めると、他人の”不快”がわからなくなる
自分の”快”
「快楽」というものは、人生を歩んでいく中で、どうしても必要な要素だと思います。
自分自身がどのようなことだとしても、そのことに対して”快”を感じる。
心地よさを感じる。
幸福感を得ることができる。
そのため、定期的に快楽を求めることは大切になってくると感じています。しかし、それは「自分だけが良ければいい」ということではない時もあります。
例えば、公共施設のものや、公共交通機関を利用している時は、他の人も利用していますので、その配慮を持ちながら、自分だけの快を求めることになってくると思います。
その部分を間違えてしまうと、他人にも迷惑をかけてしまうし、その環境が楽しくないものに変わってしまうことになります。そうならないような配慮をしていかないといけないのです。
他人の”不快”
人によって、不快に感じる範囲は異なってくると思います。
さらに、国が違ってくれば、文化の違いも考えられますが、日本人の価値観を前提に考えた時に、自分だけの快楽を考え、自分勝手な行動をされてしまうと、それだけで気持ちが低下してしまうことも考えられます。
当の本人は気にしていなくても、周囲が気にし始めたら、それだけで気分の低下につながってしまい、その人自身が快楽を求めることができなくなってしまいます。
そうなると、せっかく楽しもうとした時間も楽しくなくなってしまいます。
視野が狭くなる
自分の“快“ばかり求めてしまうと、他人のことが目に入らなくなり、それによっていろんな変化に気が付くことができないため、視野が狭くなっています。
そうなってしまうと、本当に大切な状況の時に大切なことに気づけなくなってしまう。
そうならないためにも、大切なのが、他人はどのように思っているのかを自分自身が「相手の気持ちになって考えてあげること」が必要になるのです。
「他人の気持ち」になってあげることで、視野が広がる
人はお互いが支え合い、協力しながら生きています。そのため、相手がどのように感じているのかを感じ取ってあげる心を持つことがとても大切です。
自分だけが良いという環境はほとんど存在しません。
どこかの世間ハズレのお金持ちだけです。
お金持ちでもそのような発想はないと思いますし、そのような行動もしません。
心が貧しいと、自分のことしか考えられなくなるのです。
それを改善するためには、何でもいいので、他人のためにしてあげる意識を少しでも持つことによって、心も変わっていきます。
少しずつでも相手のことを思って生活をしてみてください。