Dockerコンテナで動くWordPressローカル開発環境のレシピ
日本では圧倒的人気のWordPressさん。CMSの王様、WordPressさん。
WordPressを使ってサイトを作るなら、テーマ編集やテーマのフルカスタムは割と当たり前にクライアントから依頼されるため、世のデベロッパーさんは、本当にいろいろ苦労しながら実装されておられることと思いやす。
拙者も過去に苦労した者のひとりでありますが、この度、DockerコンテナでWordPressを完全にローカル環境で動かすためのレシピ(docker-compose)ができました。ぜひご利用ください。
■ レシピをつかってできること
ちなみに、WordPressの本体となっているフォルダはローカルと共有されるので、ローカル環境でVSCodeみたいな、自分のすきなエディタをつかってテーマやプラグインといったソースコードを修正しつつ、動作はすべてDocker上のLAMP環境でブラウザで確認する、といった夢のような環境が作れてしまいます。
さらにさらに、
ので、複数サイトの開発を同時並行的に請け負うデベロッパーさんは、幸せになれること間違いなしであります。
■ 誰のためのレシピなのか
このレシピを利用すれば、面倒だったWordpressのLAMP環境をコツコツインストールするなんていう作業は不要です。コマンドをひとつ実行するだけでWordpressに必要なすべての環境が自動でローカルに構築できます。Wordpressそのものダウンロードも自動で行います。作業に必要な所要時間は、だいたい10分程度です。環境の削除もコマンドを2種類実行するだけです。
すてき!抱いて!
なので、このレシピを使って幸せを感じる人は、こんな人です。
■ なぜこのレシピを作るに至ったのか
そもそもどうして、このレシピを作りに至ったのかと申しますと。
WordPressのテーマやプラグインを開発する際、ふつうは、開発兼動作確認用のサーバーを用意して、自前で作成したコードをサーバーにアップロードして動作を確認していると思います。
でも、完全にサーバーと同じ状況で動く環境をローカル(=自分のPCの中)に作って、ローカルで動作を確認したほうが断然便利だし、バグも事前に排除できるとは思いませんか?
拙者は断然そう思います。ていうか、いちいちサーバにアップロードして確認なんてめんどくさすぎて鼻血が止まりません。
ただ、WordPressを動作させるには、LAMP(Linux/Apache/MySQL/PHP)環境が必要で、これらを自分のPCにまるっとインストールするのはかなり大変なんですよね。。
ローカルにLAMP環境を準備するには、それなりの労力と時間がかかります。
しかも、運良くインストールできても、よくわからないデータがよくわからない場所にバリバリ作成されて、開発が終わっていざ消そうとしてもどこに何があるのかわからない、という状況になった方も多いのではないでしょうか。
インストールの方法を記載した記事は多いけど、綺麗に消す方法が書かれてある記事ってなかなかないんですよね。
そこで拙者、最近巷で話題のDockerを使えば、LAMP環境とか超然簡単につくれると思いまして。ローカル環境も汚れないし。
拙者、本業はDevOpsゆえ、レシピ自体は割とサクサクできたのが、きっと世のデベロッパーさんたちは、開発作業でめちゃんこ忙しい上、さらにDockerについても勉強するとか、鬼!ってなる。いや、もちろん、勉強も大事だけどさ。
というわけで、WordPressの開発環境の準備なぞにツラみをかかえている方のために、拙者のつくったDockerコンテナでつくるWordpress開発環境のレシピを公開することにしました。
■ 詳しいマニュアルも絶賛公開中(無料)
このレシピの具体的な使い方については、GitHubのWikiに無料で全て公開されています。お買い上げいただく前に確認してみてくださいまし。
https://github.com/w0o0ps/note-textbook-n5e4db6a88907
マニュアルに記載されているzipファイルというのが、本記事の有料ゾーンからダウンロードできるレシピです。
■ レシピのダウンロード
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