CBC賞~小倉芝1200m攻略術~
小倉でCBC賞。中京をホームグラウンドにしている私にとってはかなりの違和感で、調べてみたら1999年以来とのこと。
当時の勝ち馬はアグネスワールドで開幕週の勝ち時計は1.07.5。今回も開幕週の1200mで今日の2勝クラスでも1.06秒台の決着で結構似てる点多いんですよね。
そのアグネスワールドの当時の馬体重は508㌔。決まり手は逃げて押し切った内容で、開幕週だから当然のことですがやはり逃げ有利の状況。そして大型馬有利。
そもそも小倉芝1200mの上級条件は大型馬で先行馬が有利なシチュエーションが多いんです。
要因としては小倉芝は向こう正面から2m勾配の下り坂で直線は平坦。
大型馬が向正面でスピードに乗って、脚の長さを活かしてそのまま押し切ることが多いというレイアウトなんですよね。
逆に下級条件はメンバーの中にスピード無い馬も含まれるので未勝利や1勝クラスは小柄な馬でもスピードある馬は押し切ってしまうことが多いので上級条件ほど有効な馬券作戦といえるでしょう。
そこで過去10年「古馬2勝クラス以上・馬体重500㌔以上・4コーナー3番手以内」で調べてみると
[14・7・5・44] 勝率20.0%ー複勝率37.1% 単回310%ー複回150%
で優秀な成績。
逆に馬体重の部分を「450㌔以下」に変更してみると
[6・6・6・55] 勝率8.2%ー複勝率24.7% 単回66%ー複回99%
と上級条件になればなるほど小柄な馬は不利になっていくのです。
今回のCBC賞で1番人気濃厚のヨカヨカは前走馬体重446㌔とメンバーの中では小柄な部類。小倉は2戦2勝ですが、どちらも2歳戦で相手にも恵まれた印象もあります。
「小倉巧者」という言葉が週中の新聞では踊っていましたが実は小倉でもパフォーマンスは変わらないのでは?という読み。そうなると前走TPが「64」で上位とは差があり、「過剰人気」は否めません。嫌うタイミングは今回でしょう。
逆に狙いたくなるのは前走馬体重532㌔の大型先行馬でピクシーナイト。
前走馬場の良い東京マイルとはいえ1600m前半3Fは33.7で逃げられたのでスピードは確実にあるし、重賞勝利はコーナーに下り坂がある中京。大型馬でスピードに乗ったらどこまでも脚が続きそうなタイプで小倉芝1200mは馬体からも合っていると判断して良いでしょう。
相手は大型馬中心でタイセイビジョンにしたいところですが土曜昼からの降雨で馬場は読み辛いし前日からは相手選択は行わず、当日の馬場状況で決めたいと思います。
◎ピクシーナイト
危ヨカヨカ
当日のパドック情報はCBC賞を含め小倉に関してはDISCORDにて無料で提供いたします。(http://paddocklist.blog.jp/)
函館・福島は有料になりますのでそちらもよろしくお願いします。
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