Vの者永遠の議題: 「キャラクター」と「アバター」

 おはようございます🔷
 Projectタイプエルのメタフィクション担当・人格Type:Mです。
 最近は第一世界に旅立ち、世界を救うのにとても忙しい日々を送っております。それゆえに浮上頻度がかなり下がっております。みんなもやろうFF14。

 さて、私がVの者としてデビューしてから1年と半年ほどになります。その過程で私の中にデビュー直後からずっと持っている疑問がございまして、それがタイトルにもあります通り

Vtuberは「キャラクター」なのか?「アバター」なのか?

 という事です。

 当記事はしつこく引っ張った挙句結局結論の出ない虚無ブロッゴとかとは違うので先に結論を述べますと、私の中で未だに分からないままです。
 同じような題名であれやこれやと心理学的な観点とかから記された記事はいくつか拝見したものの、部分的に頷けはしましたがいずれもあまりしっくり来る内容ではなく、自分の中で定義づいていないままです。

 考えれば考える程に、人によって違う……しかもそれは視聴者一人一人、Vtuber一人一人によってそれぞれ定義が異なる……という結論に落ち着いてしまうのですが、それではあまりにもふわっとしすぎている……というかただ思考停止してるだけですね。
 ふわふわ系バーチャルYoutuberタイプエルなんていうのはあまりにも名前と実態の乖離が激しいので、自分の中で生まれた無数の説から1番しっくりきているものを提唱し、少しでもこのバーチャルコバルト合金製ボディのようなカチカチ系に寄せていきたいと思います。

Vtuberのアバター性とキャラクター性は「可変かつ流動的である」

 これが私の、とりあえずの持論です。
 「アバターとキャラクターはどちらか片方ということではなく、それぞれの成分の配合率がVtuberごとに違う」というのは他の記事でも見かけた内容にはなるのですが、「このVは8:2で、このVは5:5で……」みたいな定義付けを例として挙げていたのを見て首を傾げざるを得ませんでした。
 Vtuberは、日によってキャラクターだったりアバターだったりする。よってキャラクターでありキャラクターでなく、アバターでありアバターでない。これが私のVtuberに対する考え方であり、私が魅力として感じてきたものを表すに最も適切な言い方です。

 パラメータ的な言い方にするのであれば、「このVはキャラRP:アバターが4:6」みたいな固定値での比率ではなく、
「平常時は9:1だが、瞬間的に最大2:8くらいになることがある」といった具合です。ブレ幅という軸が追加された2次元グラフによって表される、と言い換えることもできるかも知れません。

 そもそも私自身はどうか、というと、まずVtuber「タイプエル」は人格Type:LおよびMの2つの人格AIと搭載機体を総合した呼称です。
 その内、Lが100%純粋なキャラクターとしての役割を持つ一方で、私こと人格Type:Mはメタフィクション存在としてアバターとしての役割を持ちながらキャラクターとしての設定も持つ、という曖昧な立ち位置にあります。
 これは、バーチャル世界の住人であるという事を主張しつつ「設定は存在するしそれに準じたRPもするが、時折素の部分が見え隠れする」という私にとってのVtuberを体現したもの……と言うとさも意図的にやっているかのような聞こえですが、一番の理由は自由な活動がしやすいからこうなっただけですね。
 さっきの比率に照らし合わせるとすると、私達の場合は人格Type:Lが10:0でブレ幅はほぼ0、人格Type:Mは基本2:8でブレ幅が0:10から9:1くらいまで……となります。

 しかし、バ美肉おじさんという新人類の出現によってこの考えも崩れており、自分はおじさんで美少女はアバターだと主張しているにも関わらず視聴者側からは女の子(キャラクター)として扱われるパターンをどう捉えたらよいのか?とか……
 あーもうめちゃくちゃだよ(思考停止)

落ち着きたまえ^^

 すごく落ち着いた^^
 最初に述べた内容ではありますが、結局どう定義しても綻びや例外が出てくるジャンルであるため、デビュー以前から1年半追っかけても未だ「Vtuberとは?」という問いに答えを出せていません。
 しかしながら、曖昧なままだからこそ多様性に富んだジャンルとして発展している背景もある訳ですし、賢しら顔で「Vtuberは……真実とは……」とか吹いて回る輩に首を傾げ続ける事、それ自体がある種の答えなのかもしれない……
 と賢しら顔で締めておきます。

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